ほぼ毎晩、妻とベッドにノートパソコンを持ち込んで、一緒にアメリカのテレビドラマを観ています。
僕も妻も、英語はまあまあできますので、字幕や吹き替えもなしに、そのまま英語で観賞しています。
もちろん、たまにワカラナイ言葉とかも出てきますが、ドラマや映画というのは、8割映像からの情報だけでも、ストーリーがわかるように出来ていますので、そんなに心配は要らないのです。
どうしても、知りたい場合は、グーグル先生に、すぐさま聞くことも出来るのです。
インターネッツは本当に便利ですよ。
『エスコート』って何だ?
最近、二人で刑事ドラマなどを観ていると、よく出てくる言葉に『エスコート』というのがあります。
たとえば、デンマーク産ドラマのリメイクで、シアトルを舞台にした、物凄く重苦しいドラマ『キリング/26日間』では、若い女性が困窮のため、『エスコート』の仕事を始めるという場面があります。
また、主人公の俳優がハンサム過ぎて、女性ファンは内容をよく思い出せないといわれている(僕が勝手にそう思っている?)ドラマ、『ホワイトカラー』では、主人公二ールの同僚の女性が『エスコート』として潜入捜査をするお話があります。
(しかし、この女性も主人公に負けず劣らず、カッコイイ!!)
僕も妻も、もういい大人ですので、「ああ、多分こういうモノなのだろうなあ~。」というのは、画面を見ていてわかってはいるつもりですが、多分お持ち帰り専用のホステスさんという認識で間違いなさそうです。
それって違法では?
・・・で、そのホステスさんは、一体ドコまでのコトをしてくれるのかというと、ドラマを見る限りでは、結構『最後』まで付き合ってくれる様子。
もちろん、アメリカでも売春行為は違法とされていますので、『エスコート』を派遣する会社は、口が裂けても、そういうサービスをしているとはいいません。
どうも、建前上は、大きい社交的イベントで、一人で行きにくい場合、もしくはパートナーの同伴が義務付けられている場合(アメリカ的ですね。)に、『エスコート』さんを派遣してもらうというのが、本来の使い方だそうです。
やっぱり、そんな場合は、見た目も美しく、話も楽しい女性(または男性?)のほうが、お値段もするでしょう。
相手がそんな美人さんなのだから、”たまたま”クライエントが『エスコート』さんを気に入って、”たまたま”二人が恋に落ち、”たまたま”そんな関係になったら、派遣会社は「そんなのは知らない」というのです。
こういう言い訳ですが、やっぱり取り締まりは難しいようです。
なんか日本の『石鹸の国(和訳)』の抜け道と同じですね。
”たまたま”入浴にきたお客さんが、”たまたま”マッサージ嬢と恋して、”たまたま”そういう関係になったと。
実際アメリカでも「それは違法じゃないか?」という論争はあるようで、「売春婦は違法なのにエスコートはOKなのか?」という疑問は法律の専門家も頭を悩ましているようです。
Why are escort services legal in America while prostitution is generally illegal?
(この記事の中で、あるアメリカ人は「ゲイシャと同じだ」と言っていますが、この人は一体、芸者の何を知っているのだと言うのだろう??)
近づかないほうがいい
僕の場合は、容姿も良く(少なくとも僕はそう思っているぞ!)、話もおもしろいパートナーが、毎晩ご飯を作って家でスタンバイしていますので、そういったサービスにお世話になる予定はありませんが・・・、
しかし世の中、僕のように幸運な男性は、そんなに多くは無いようですので、込みあがってきた感情(欲望)を、お金で解決できるのであれば、そうしたいと思う男性はいるコトでしょう。
気持ちはわかります。
ただ、やっぱりこういう職業というのは、犯罪の温床にもなりやすく、反社会的な組織の資金源にもなっている場合が多いのです。このあたりも日本と同じですね。
なので、刑事ドラマのネタにもなりやすいのです。
また、『エスコート』さんも、男性客と二人きりになる場合が多いですので、彼女たち自身にも危険が及ぶ場合があります。
(「エスコート 殺人」で検索したときのグーグル。結構な数です。)
『君子危うきに近寄らず』と、昔から言われていますように、こういうのには出来るだけ近づかないのが賢明なようです。
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