【アメリカって実はそんなにスゴくない?】人種による能力の差はあるの?

国々の違い

中学生の頃、僕はギターなんかを弾き始めて、イッチョ前にロックを語ったりなんかしたものです。

ジミやクラプトンのカセットテープを何回も聴いてわかったフリしてみたり、「早弾きなんてつまんねーよ」とかいいながらも「インペリテリってスゲーなあ」と歓心したりしてたのでした。(なつかしい!)

日本にも有名なギタリストはいたのですが、「神」レベルの人達というのは、やはりアメリカ人(と、役一名のスウェーデン人)でしたので、僕のヒーローはいつもアメリカ人だったのです。(クラプトンがイギリス人なのはココではまだ内緒です・・・。)

また、アメリカ映画もまだまだ元気な時代でしたので、スタローンやシュワルツェネッガーなどのマッチョなアメリカンがスクリーンで暴れる姿は爽快で、男の子なんかは皆マネをしたものです。

僕の年代の男性にとってアメリカというのは、憧れであり、ヒーローであった時期が必ずあるような気がします。

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そんなにスゴくないアメリカ

僕はチャンスがあったので、若い時期にアメリカに留学する事ができました。

16歳でアメリカを体感することができたのですが、それはもう嬉しかったですね。映画の中に自分がいるようで。

ただ、アメリカのハイスクールへ行ってみると、だんだんと気が付いてくるのです。

「この人達って・・・そんなにスゴくないぞ??・・・」と。

まず最初に気が付いたのは、学校には結構な数の生徒がいるのに、僕よりもギターが上手な子がいなかったのです。

たまたま出会った「ギターの武者修行のために来た」と豪語していた同世代の日本人留学生の男の子が、僕なんかよりもメチャクチャ上手で「スゲーなあ・・・」とプレイを眺めてたりしたのですが、そのようなアメリカ人には出会う機会はありませんでした。

見た目なんかもそうで、それはもう格好の良いガイジンさんも沢山いたのですが、それと同じ数か、もしくはそれよりも多い数のブサイクさんも沢山いたわけです。

背丈だって、メキシコ出身者の多い南カルフォルニアなんて行くと、まあまあ皆さん小柄だったりします。

「なんだ、アメリカ人って大したことないじゃん!!」

とまあ、アメリカへの期待値の高かった僕は拍子抜けしてしまったのですが、ジミもクラプトンも(イギリス人だっけ・・・?)スタローンもシュワルツェネッガーも(移民だっけ?!)間違えなくアメリカに居てる(又は居た)わけですから、探せばスゴイヤツは必ず存在するはず!!なのです。

ただ、アメリカという国は人口も多く、その広い国土の何も無いところには、本当になーんにもないわけでして、僕たちの憧れていたアメリカというのは、実際にはアメリカ人にとっても憧れだったわけなのです。

それに気が付くとアメリカのハイスクール生活もちょっとラクになり、逆に日本人である自分が特別に感じたりしたのでした。

アメリカの高校というのは・・・

アメリカの高校は、おそらく義務教育みたいなもので、その校区に住んでいるその歳の人であれば誰でも行けるのだとおもいます。なので、まあ誤解のないように簡単に言いますと「学力が低い」のです。

アメリカの学校は自分で科目を選んで、単位を取っていくという日本の大学のようなシステムを中学校からやっていますので、頭の良い子(?)はどんどん進んで行けますが、そうでない子は、まあ・・・そうでないのです。

なので、大学へ行くと頭の良い(?)頑張っている生徒が多いのですが、高校生なんて「大丈夫か??」とこっちが心配するくらいの、・・・まあ、バカなんです。

そういうわけで、僕も夏の間だけ留学生用の英語クラスを取って、その後は普通の高校のクラスへ行ったのですが、勉強でさほど困ったということはありませんでした。

一番大変だったのは、やっぱり(一般科目としての)英語クラスでしたが、その辺は先生もちょっとオマケしてくれたようで、悪い点数にはなりませんでした。

あと、数学は日本の学校で習ったこと以上のことは、アメリカではとうとう最後まで勉強することは無かったですね。

学力の人種差?

インド人や日本人は数字に強いと思われがちですが、それは逆で他の人達が数字に弱いのではないかと思ったりもします。

ついでにインドでは「子供たちに九九は12の段まで覚えさせる」と言いますが、よくよく考えてみると、10の段、11の段なんていうのは簡単なもので、覚えるほどのものでもないですよね。

実際には12の段の「X11」と「X12」くらいしか覚えるところなんて無いじゃないですか。まあそれは置いといて・・・。

前にもお話しましたが、よくテレビや映画では頭の良い理系の学生は白人俳優がやっていたりしますが、実際には大学の優秀な理系学生はインド人やアジア人が多く、病院のお医者さんなんかもインドの方が多かったりします。

映画「ハングオーバー」シリーズで重要な役を演じるアジア人コメディアンのケン・チョンさんは、最近テレビで医師の役をやっていますが、実は本当に俳優をする前にお医者さんとして働いていたそうです。

やっぱり実際のところ、人種によって得意、不得意というのはあるでしょうね。

そうなると、色んな人種のいるアメリカは、結局なんだかんだで強い国なのでしょう・・・。

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