トランプ大統領の台頭は日本にとっての『大チャンス』?

時事ネタ

僕はトランプ大統領を、ある意味(?)支持しています。

皆さん結構、彼のコトをボロカスに言いますが、なかなか面白そうなオッサンじゃないですか?

経歴だって素晴らしいモノですし、離婚歴なんてロナルド・レーガンにだってあります。

レーガン元大統領なんて、もともとは役者でプロパガンダ映画のナレーションもしていたんです。エンターテインメント界の出身なのです。

クリントン元大統領も女癖は悪かったですし、アブラハム・リンカーンなんて双極性障害に患っていたのです。

大統領になる人というのは、変人ばかりなんですよ。

ただ、まあ・・・。

もちろん、あんな人が日本のトップにいてたら困ります。

外国だからいいのです。

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為替批判

彼についてのニュースは、次から次に出てきますので、どれから突っ込めば良いかわからなくなるのですが、最近のコトで日本に関係があるのはコレですよね。

どうも彼が言うには、「日本や中国は不当に為替を操作して、自国の商品をアメリカに売っている」のだとか・・・。

「一体どの口で言ってやがるのか!」とも言いたくはなりますが、日本円が安いのは事実で、よく言われる「ビッグマック指数」なんかでもわかります。

本場アメリカではビッグマックは5ドルで売られていて、日本では今370円(3ドルちょっと)ですから、ビッグマックを560円(5ドル)くらいにするか、それくらいに円相場を上げなければ公平でないというアレです。

円高歓迎

僕は、最終的にというか、いつかどこかの時点で、円高にならなくてはならないと思っています。

「そんなコトしたら、日本の商品が売れないじゃないか!」という人もいるでしょう。

でも、これからいくらでも、のし上がってくる新興国に値段で勝つコトなんて到底無理なのですよ。

値段が高くても売れる商品を作るのが先進国の役目です。そうすれば内需だって上がります。

第一、超円高になれば、年金問題だって改善されますよ。歳をとってからタイやマレーシアで過ごせば良いのですから。
(凄く快適らしいですよ。ココだけの話。)

自動車産業

「アメリカの車が売れないのは、日本の仕組みが悪いからだ!」とトランプ大統領は言います。

ホントに面白いオッサンです。

日本の皆さんは、アメリカの車が売れないのは、魅力がないからだと、ハッキリわかっています。

あと、正規ディーラーが出て行ったりとかして、信用がないのも理由の一つです。

ただ、僕自身はアメリカの車は好きです。カッコいいと思いますよ。

値段ではない

もし、円高になって、アメリカの車が激安になれば買う人も増えるかもしれませんが、大抵の日本人は車を購入する場合、値段よりも性能や他の面を重視します。

現に、欧州車は高くても売れています。

これも同様に、値段が高くても売れるモノを作るしかないのです。

日本の車だって、ここ20年でずいぶん値段が上がりました。

それでも大抵の日本人は日本車を選ぶのです。いくら安いからといってインドの自動車に群がることはないのです。

移民政策

僕なんかは「アメリカが移民やめちゃって、どうすんだ?」と思うのですが、彼は大幅に制限してしまいましたね。

不法移民対策というのであれば、ある意味しっかりとメッセージは届いたコトでしょう。

僕は「日本は移民を受け入れるべき!」だなんて思ってはいませんが、もし受け入れるなら、今がいいチャンスですよ。

そんなコトをしたら拍手喝采で大ニュースになりますよ。多分しませんが。(しないで下さい。)

日本にとってのチャンス

アメリカ人には気の毒に感じますが、日本人は「日本第一主義」で良いのです。ジャパン・ファーストです。

他の国がドジを踏んでくれることがラッキーだったりするのです。

しかし、彼が無知であるコトは事実でしょうが、馬鹿ではありません。

皆さんがよく言うように、本当に80年代で頭が止まっていたら、中国なんて国のコトは話に出てきませんよ。

彼は無駄に(?)実行力がありますので、成功と失敗を繰り返していくことでしょう。

私たちはソレを見て、彼が成功した政策はその通りに、失敗した政策はその逆のコトをすればよいのですよ。人柱になってもらうのです。

彼は成功者です

「あんなヤツの政策が、一つでも成功するハズ無いよ!」と言う人もいることでしょう。

しかし、世界中の識者と呼ばれる人たちが「トランプ氏は大統領にはなれない!」と、あんなに自信をもって、理論的に証明までしてくださったのに、結局ハズれていたではないですか。

あのズブの素人であるオッサンが、多くのプロと呼ばれる人々の意に反して、大統領にまで上り詰めたわけです。

それだけでも、すでに大した結果なのですよ。

「いやいや、経済はそんなに甘くない」「テロ対策はそんな簡単じゃない」等、わかったつもりの専門家たちは言うでしょう。

選挙の時だって、皆さんそう言っていたのです。

せっかく選ばれた大統領なのですから、期待を持ったって良いでしょう。

出来上がってしまった神輿は、担ぐべきなのです。

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