日本のテレビが『つまらない』8つの理由とは?

ドラマ・映画

テレビがつまらなくなったのか、それとも自分がつまらない大人になってしまったのか、その辺りはわかりません。

しかし、僕にとって日本のテレビが面白くなくなってきたのは確かなようです。

オッサンになって「感受性が低くなったのか?」とも思いましたが、妻と夜中に観る海外ドラマや映画にはチャンと感動しますし、面白いとも思っているのです。

昔は僕も喜んでテレビを見ていました。それはもう、テレビにかじり付いて見ていたのです。

いつからそんな風になってしまったのでしょうね・・・。

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ほんものは誰だ!

この年末年始、海外のドラマは『お休み状態』になりますので、せっかく夜遅くまで起きていられるのに、僕たち夫婦は観るモノが無くて困っていました。

そして、なんとなく「コレでも見てみようかなあ~」と、つけてみたのがアメリカのいわゆる「ゲームショー」(クイズ番組?)でして、そのタイトルが『To Tell The Truth』という新番組。


よく言われる『ほんものは誰だ!ゲーム』です。
司会はドラマBlack-ish のアンソニー・アンダーソン。

ルールは簡単で、司会者があるゲストの紹介分を読むのですが、ゲストは3人登場して、その中から本物を探すという、むか~しからあるゲーム。

なぜ今頃アメリカのABCチャンネルが、そんな番組を始めたのは謎ですが、こんな古臭いクイズ番組が、なかなか面白いのです。

「面白い番組を見つけて良かった!」と、妻と喜んでこの番組を見ていたのですが、日本には無い『ある特徴』を見つけたのです。

1.バンド

上の動画では、あまりハッキリと映っていませんが、この『To Tell The Truth』という番組には、ステージにバンドがいるのです。

ステージに”盛り上げるためのバンド”がいるというのは、アメリカのテレビ番組では、別に特別なことではありません。


例えば、このアメリカで人気のコナン・オブライエンのトークショーでもバンドが盛り上げます。

アメリカではトークショーには、ほぼ必ずバンドがいて、オープニングでジョークなんか言うと、オチでドラムが「シャーン」とシンバルを鳴らすのです。

アメリカらしいでよすね。

あの有名な番組「サタデー・ナイト・ライブ」にもバンドがいてコマーシャルの間は(生放送だから)観客を沸かせます。

こういうのって「日本にもあっていいんじゃないかなあ」と思うのですが、どうでしょうね。

2.素人参加

これも最近の日本の番組では、あまり見ませんね。一般の人の参加。

もし「リスクが高い」と言うのなら、それはアメリカでも同じですし、言ってみれば向こうのほうがヤバいくらいですよ。

(まあ、この『To Tell The Truth』では、ゲストのほうが一般人ですが・・・。)

例えば昔、みのもんたさんがやっていた『クイズ$ミリオネア』なんかも、回答者が芸能人だなんて、シラけますよ・・・。

3.多すぎる芸能人

ちょっと日本には『芸能人』と呼ばれる人が多すぎではないでしょうか?
(実際に数を調べた訳ではありませんので、もしかしたら違うかもしれませんが・・・。)

クイズ番組の回答者が一般人ではなく、芸能人やお笑い芸人ばかりになっているのも、その理由かもしれません。

CMでさえ、芸能人を使いすぎです。

4.同じ人ばかり使う

アメリカのCMはだいたい無名の役者さんを使いますが、日本では人気のある人を使い倒します。

最近のCMなんて『嵐』だらけで、結局誰がどの商品を推しているのかよくわかりません。

CMだけではありません。テレビ番組も同じ人ばかりで、何の番組かも良く覚えてないのです。

そんなのだから、飽きられるのも早いのです。一時期人気があった人ほど嫌われたりするのです。

マツコデラックスさんも多いですよね。

5.オカマが多すぎ

そうそう、マツコさんもそうですが、いくらなんでもオカマキャラが多すぎでしょ?

でもコレって実は最近のコトでもなくて、結構昔からですよね。

もちろん彼ら(彼女ら?)は才能があり、面白いとも思いますが、チョット多すぎで飽食気味です。

6.食べ物の話ばかり

よく外国人の友達に言われるのが「なぜ日本のテレビは芸能人(とオカマ)が、料理を食べているばかりナノデスカ?」という質問。

イタリア人だって食べモノ大好きですが、日本ほど食べ物の番組は無いですよ。
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7.流行りに乗りすぎ

 

例えばもし、スマップが解散しなくて『SMAP X SMAP』がまだ続いていたら、絶対に草なぎくんが「ペン・パイナッポー・・・」のマネさせられてたでしょ?

『おしりかじり虫』だってやってたし。

もちろん、別にそれは彼がやりたがってるわけではないでしょうが、制作側が必ずそういうのを挟んでくるんでしょうね。

多分、ナインティナインなんかもそうでしょう。

さっきの『クイズ$ミリオネア』のみのさんのマネも、岡村さんが番組でさせられてたでしょ?

8.演技がへた?

あと、コレも重要ですね。

ドラマを見ていて、一人でも演技のヘタな人が出てくると、正気に戻ってしまって、物語りに戻れなくなるのです。

多分これも、多すぎる芸能人の弊害ではないでしょうか。

 

・・・とまあ、一人の視聴者として好き放題言わせてもらいましたが、僕も昔は喜んでテレビを見ていたわけです。

今は若者のテレビ離れとかも言われていますが、彼らをテレビに戻す方法ってあるとは思いますヨ・・・。

コメント

  1. ペティ より:

    なるほど~と思いながら、読ませて頂きました。今の日本で素人参加のクイズ番組と言えば「アタック25」くらいでしょうか。それからアメリカでも欧州でも、役者やミュージシャンは皆上手いですよね。日本はプロなのかアマチュアなのか、何が本業かすら分からない演者が多すぎですよね。あの芸能人さんがひな壇にズラッと並んで、内輪受けのノリが嫌いです。

    • busan99 より:

      コメント有難うございます!
      内輪ノリって嫌ですよね。あと、スタッフが無理やり笑っているような雰囲気も。日本の芸能人は意識が低いのかもしれませんね。

  2. 金星宏幸(きんせいひろゆき)より より:

    その通りです。素人が出たら面白く無いと言うのは言い訳です。何でも芸能人が出過ぎだから面白くも無いし素人でも何かに挑戦したりパフォーマンス番組を作れば見る人は見ると思います。何でもやる前から無理だと決めつけるのはテレビ局の言い訳です。だから視聴さから飽きられるのです。

    • busan99 より:

      コメントありがとうございます。

      そうですね。芸能人ってこんなに必要では無いデスよね。需要と供給のバランスもありますから、そのうち減っていくかもしれませんね・・・。

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