『良い歌詞』に英語である必要はナイ! 歌詞の良いお薦め5曲!

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こんにちは。

どうもBuさんです。

今さらではありますが、僕は音楽好きです。

(元?)ミュージシャンでもありますので、コード進行だったり、ベースラインだったり、はたまたミックスの加減なんかも気にしたりして聴いたりします。

絵描きさんがイラストを見て、ペンのタッチが気になったり、コックさんがお料理を見て盛り付けが気になったりするのと同じですね。

チョットした職業病なのです。

長い間『洋楽派』でもあったので(今でもそうかも・・・)、邦楽には特に厳しくなってしまったりします。

ただ、歳を取ると、結構涙もろくなったりするハズなのですが、なぜか最近は『歌詞』に感動するコトが減ってきたように感じます。

ドラマや映画では、普通に感動したりするんですけどね・・・。

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ストレートな表現が苦手

特に日本の歌の詞に『グっ』とくるコトが減ってきたのです。

いや、まあ・・・、別に「洋楽はもっと素晴らしいんだぞ!」と言うコトでもないのですが・・・。

洋楽だって「な~んか中身が薄いなあ」って思う歌詞もありますよ。

例えばこの歌。

More Than Words

メロディーやギタープレイは、これ以上ないくらい素晴らしいのですが、歌詞にいまいち『グっ』と来ない・・・。

もちろん、歌詞の感じ方なんて人によって違いますし、この歌の流行っていた頃のコトを思い出して、感動する方もおられるでしょうが、僕にとってはチョット軽く感じてしまうのです。

多分、表現がストレートすぎるのかもしれません。

実は、知っている人はご存知だとは思いますが、このバンドはハードロック界では結構『大御所』でして、ギターの方なんかはチョットした『神』扱いだったりします。

実は僕もファンの一人です。

もしかしたら、ハードロックの人達だから表現が率直なのかもしれません。

スティングはスゴイ

それとは逆に、僕が「コレはよく考えているなあ」と感じる歌詞は、スティングさんの歌に多いですね。

例えばこの有名な曲「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」

Englishman in New York

最初「この人は一体ナゼ、ニューヨークにいる外国人の話をしているんだろう?」と、聴いた人は皆さん思うでしょう。

しかし、最後に『誰が何を言おうと、自分らしくあること』というフレーズを繰り返して、「ああ、これが言いたかったのね。」と理解できるのです。

でも、この曲は、彼の歌の中でもまだ「わかりやすい」ほう。

Moon Over Bourbon Street

たとえばこの『Moon Over Bourbon Street』という歌なんかは、長い間「コレは、一体なんのコトを歌ってるんだろう?」と僕の疑問でした。


(わざとスティングじゃない方のバージョン紹介したりして・・・。)

後から聞くと、どうも彼が「インタビュー・ウィズ・バンパイヤ」という小説を読んでインスパイアされたそうですね。

そう考えると、この歌詞を聴くと、小説を一冊読んだような、または映画を一本観たような満足感があります。

Shape Of My Heart

あの映画「レオン」の主題歌にもなった「Shape Of My Heart」も良いですね。

トランプのハートの形を指して「僕のハートはあんな形じゃない。」というは、「ほかの人には僕の気持ち(ハート)などわかるはず無い。」とも言っているように感じます。

彼の書く詞には、彼の『教養』も感じる事ができ、聴くだけでコッチも頭良くなったような感じもしますね。

日本語の良い歌詞

しかし、良い歌詞を書くためには、それなりの教養が必ず必要・・・というコトではありません。

あと、英語の必要だってありません。

たとえば、最近ウチの娘が聴いていた曲で「あ、この歌詞いいじゃん。」と思った曲がコレ。

天ノ弱

あんなコトを言った後なので「この歌に教養が無いとでも言うのか!」と怒られそうですが・・・、

僕がこの歌を聴いて感動したのは、いわゆる「中二病的」な、深いようで、実は浅いところで溺れているような、若さゆえの苦悩みたいなトコロですかね・・・。

(僕はもうオッサンですからね。僕にとって、恋なんて皆「中二病」なんですヨ。)

もしかしたら、そう感じれるように計算された歌詞かもしれません。それなら尚のコトすごいです。

ぶっ生き返す

あと、僕がいま日本で一番カッコいいと思っているバンド。

マキシマムザホルモンで『ぶっ生き返す』なんかも、すごく良い歌詞だと思います。

また「この歌に教養が無いとでも言うのか!」とファンの方に怒られそうですが、『猛烈球 股間にデッドボール』なんて歌詞に「教養を感じろ!」というのも、なかなか無理な話です。

しかし、この歌はよく出来ていて、作詞のマキシマムザ亮君がこの曲の歌詞をメンバーに聞かせたところ、あるメンバーは目に涙を浮かべたという逸話が残っているほど(他の曲だったかなあ・・・)、希望に溢れているのか、ネガティブなのかわからない歌なのです。

曲のメイン

先ほども言いましたように、僕はミュージシャンですから、実は歌詞というのは、僕にとっては曲のメインではなく、どちらかというと、音楽を『装飾』する部分だったりします。

なので、実際に曲を聴くときは、その曲の音楽性をメインに聴いていますし、歌詞についても、そんなにわかっている方では無いかもしれません。

しかし、『歌』に『詞』は、なくてはならないモノですし、そこからアーティストの人間性なんかも見れたりするので、重要ではあります。

音楽ってやっぱりいいモノですね。

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