『ハロウィン』アメリカ人のいたずらは・・・ヒドイ(泣)

国々の違い

さて、ハロウィンですね。

日本ではバレンタインを超える経済効果に成長したらしく、ショッピングモールやテレビでも最近はハロウィン一色になるくらい浸透してきたのです。

昨今は、ハロウィンの説明なんてもうしなくても、日本の方はだいたいどんなものかはもう知っているのです。

ただ本場アメリカのように、子供たちがかわいい仮装をして、カゴ持ってお菓子を集めるという光景はまだ日本では見られることはなく、どちらかと言うと、『いい大人』がコスチュームを着てふざけるというのが日本のハロウィンになってきたようです。

どうもその辺りが、日本で「ハロウィンきらい!」という人が多い理由なのでしょう。

でも、心配はありません。本場のアメリカでも『いい大人』がコスチュームを着てふざけるのです。もとからそんなモノなのです。

アメリカでは、もうそろそろ『いい歳』の高校生や大学生でも、仮装なんかして学校に来たりするのです。

アメリカの(公立の)学校は私服で、特に校則というものありませんので、皆それぞれの仮装をして登校してきたりします。そしてキャンディーやお菓子をあげあったりするのです。

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ハロウィンのお菓子の味


ハロウィンの定番のお菓子というと『コーンキャンディー』やリーシーズの『ピーナッツバターカップ』だったりします。

まずこの『コーンキャンディー』なのですが、どうも味が無い。なんとなく『甘い』というのは感じられるのですが、コレと言って特徴の無い味で、最初なにかの飾りつけを間違えて口に入れてしまったのかと思ったほどでした。

そしてリーシーズの『ピーナッツバターカップ』。これは食べると・・・まあまあ衝撃を受けたりします。

チョコのカップの中に塩っぱいピーナツバターがたっぷり入ったお菓子なのです。

アメリカのお菓子というと劇甘なのを想像していたので、この味の裏切りに僕の舌は付いていけず、最初、食べた時は「なんじゃ?これわ~?」と難しい顔をしてしまいました。
しかし、だんだんと慣れてくると、この甘ショッパイ感じがたまらなくなり、好きにはなったのですが、カロリーがだいぶヤバイお菓子ですので近づかないほうが良いようではあります。

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ふざけるアメリカ人

「トリック・オア・トリート!(お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!)」という言葉からもわかるようにアメリカ人はいたずらが大好きで、また派手です。

もともとテンションの高い人達なので、ふざけると手に負えない時もあるのです。

最近はYouTubeなどで彼らがどんなヒドイいたずらをするのか日本でも暴かれてはきているのですが、僕なんて大学時代、トイレにサランラップ張られて酷い目にあったことがあります。あれはハネ返ってくるし、もうやめてもらいたい。

あと、『酔っぱらって寝ている人の顔に落書き』なんてほぼ想定の範囲ですし、『車をシェービングクリームでモッコモコ』というのも、まあまあの人が経験あったりします。だいたいそんなモノの為にシェービングクリームを何本も使って、なんてことをするんだと思いますね。

家全体をトイレットペーパーで巻かれて人もいました。

実はこれ、ウィキペディアにも載っているくらいアメリカではポピュラーないたずらでして、「家がT.P.(トイレットペーパー)されたんだって? そりゃヒデーなあ・・・」という会話が成立するくらい、アメリカではよくある(?)ことなのです。

僕自身も、アメリカでの高校時代に、友人と共謀して、夜中に町中のジャック・オー・ランタン(あのカボチャを彫って作るハロウィンの名物飾り)をトラックで集めて回り、交差点に積み上げるというイタズラをして警察ザタになったこともあったりします。

なのでお菓子をあげるくらいで、いたずらをやめてくれるのなら安いもんです(?)。

イタズラされるくらいの仲?

最近になって知ったことなのですが、この『派手ないたずら』というのは、実は『白人の文化』であって、黒人の間ではあまりしないそうです。

コメディアンのデイブ・シャぺルさんなんかは「俺の白人の友達が、酔っぱらって寝ている間に、イタズラでケツにニンジンを突っ込まれてたなんてコトがあったらしいが、俺に誰かがそんなコトしやがったら・・・ぶち殺す!」と言っていたくらいで、コメディアンが「冗談じゃねえ」と言うくらいですから、よっぽどなのでしょう。

もし、白人が面白がって、黒人にそんなイタズラをしたら、本当に冗談じゃ済まなさそうです。
一応彼らも相手を選んでやっているのでしょう。

ただ、我々日本人としましては、もちろん自分ばかりがターゲットにされるのであれば「コレはイタズラじゃなくて、イジメなのでは・・・?」と思うコトでしょうが、腫れものに触るように、自分だけが輪に入れなかったりとかすると、それはそれで、また寂しかったりするもので、このヘンの距離感というのはなかなか難しいのです。

ただまあ、あまりエスカレートしすぎないように、笑って済ませれるくらいのイタズラが、ちょうどイイでしょうね。

あと、「トイレにサランラップ」。
アレだけはやめてください。

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