『欧米の子育て』と『日本の子育て』はどちらが良いの?意外な違いと共通点

国々の違い

最近はなぜか少ないように感じますが、僕が若い頃は『アメリカのコメディドラマ』というと、大体がファミリー物でした。

ビル・コスビーさんの「コスビー・ショー」だったり、マイケルJフォックスさんの「ファミリータイズ」なんかもそうですね。

NHKで人気だった「フルハウス」も、家族をテーマにしたコメディでした。

なので、ああいうドラマを見ていた僕の世代の日本人は、

「ああ、いいなあ、アメリカの家族って・・・」

なんて、憧れていたモノなのです。

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アメリカ人にとっての『家族』

アメリカ人にも色々いますので、一概には言えませんが、日本の『家族』との大きな違いの一つに、

夫婦の仲が良い!

というのがあります。

アメリカのドラマ等を見ない人は「いやいや、日本人の夫婦だって仲良いじゃないか?」なんて言うかもしれませんが、アメリカの夫婦というのは、ホントにもう「ベッタベタベタ」。

もう付き合い始めの恋人のように。

「コスビー・ショー」だって、エピソードの最後には、必ず夫婦のキスシーンで終わっていました。

そうなんです。アメリカ(欧米)の人たちにとって、『幸せな家庭』というのは、まず『夫婦の関係が良い』というのが、一番の条件なのです。

しかし、アメリカの夫婦のように、日本人の夫婦が子供たちの前でスキンシップをとるのは、やっぱり難しいコトです。

欧米の『家族の指南書』的な本を読んでも、なかなか実践に移せないのは、コレのせいです。

2人でしなければなりませんからね。自分はよくても、相手がノッてこなかったり、相手がノリノリでもコッチが気分じゃなかったりしますから・・・。

日本人にとっての『家族』

日本人にとっての家族というのは、良くも悪くも、『子供たちがメイン』という感じはします。

アメリカ人が子供を大切にしないというコトではありません。教育現場等をみると、アチラのほうがよっぽど過保護に見えたりもします。

しかし、日本の家庭では「妻」を「お母さん」なんて呼んだりします。コレは子供からの視点ですね。

「お母さん」なんて呼んでる人と、恋人感覚でベタベタできないですヨ。アメリカではそんな呼び方しません。

日本では、夫婦や自分たちよりも、先に『子供たちがメイン』なのです。

なので、日本人は男性も女性も、結婚すると『大きな犠牲を払わなければならない』と感じるようです。

また、『子供たちがメイン』である家庭は、子供たちと親が『共通の目標や目的』を持っていれば、子供の才能を発揮するのに最適ではあるのですが、この歯車が狂うと、もうタイヘンですヨ。

そういう場合は夫婦2人で力をあわせて困難に立ち向かわなければなりませんが、もしそれまでに夫婦関係をおろそかにしていると、そうもいかなくなりますよね・・・。

どちらが良いの?

さて、ココまで読まれたかたは、「じゃあ、欧米の子育てのほうが良いってコトね。」と感じるでしょうが、実際には、そんな簡単ではありません。

先日、ものまね芸人の清水アキラさんが、逮捕された息子さんについて「私の育て方が悪かった・・・」というコトを言っておられましたが、その理屈であれば、アメリカのほうがよっぽど犯罪者は多いわけで(・・・多分ね・・・)、彼らのほうが「間違った」子育てをしているという事になります。

日本流の子育てが、全く悪いというコトはないのです。

ただ、欧米の良い部分は、学んでおいてソンはないという、そういうコトなのです。

共通点は・・・なまはげ?

日本と欧米の「子育て」の共通点の一つに、『なまはげの存在』(!?)というのがあります。

この「子供にある程度のトラウマと教訓をあたえる」という方法は、結構世界各地にあるようなのです。

インターネットで画像を検索したりすると、日本のソレよりもよっぽど怖かったりしますが・・・。

実は、最近では子供の「しつけ」のために「なまはげ(的なもの)」を派遣してくれるサービスもあり、人気もあるそうです。

それがコレ。
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これ良いデスヨ! 東京近郊しか来てくれないそうで、ウチもやってみたかったなあ・・・。あと3~5歳児対象。
(節分とか来てくれないかなあ・・・。)

まあ、ウチの場合は、一番上がもうそろそろ高校生ですので、こんなので怖がってたら、それはそれで問題ですが・・・。

このサービスは、ただ『なまはげ(的なもの)』を派遣してくれるだけではなく、そのアトに相談に乗ってくれたり、カウンセラー的なこともしてくれます。

子育てというのは、結構一人で悩みがちですが、話の出来る人がいるだけで、何倍もラクになりマスヨ!!

家族愛は世界共通!

なによりも、親が子供にもつ『愛情』というのは世界共通ですよね。

スキンシップや言葉が、多くても、少なくても、それは変わりません。

そして、それが子供たちには、なかなか良くわからないというのも、世界共通だったりするのですが・・・、

彼らも、そのうち『親』になったら、わかってくれるのでしょうね!

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