ウォーキングデッドと移民 【トランプ氏は無知なのです。】

ドラマ・映画

もう結構前の事ですが、菅直人さんが日本の首相をされていた時、妻は彼の顔を見て「なぜ、中国人が日本の総理大臣をやっているのデスカ?」と聞いたことがあります。

そのとき僕は、「ハハハ、彼が中国人のハズ無いじゃないかあ、ハハハ。」と笑っていたのですが、後から考えると・・・、もしかして、もしかしますよね・・・。

もしかするとヨーロッパの人には日本人と中国人を区別できる特別な能力があるかもしれません。

でもまあ、そんなハズ無いですよね・・・! ねえ、蓮舫さん♪

さて、今日アメリカでは大統領選挙のテレビ討論なんかがありまして、もしかして次は初の女性大統領が誕生するかもしれませんね。

評論家(?)で、今では参議院議員もされている青山繁晴さんなんかは、「どちらが大統領になってもアメリカの信用はガタ落ちになって、また円が高くなるだろう・・・。」なんて事を言っておられます。

実は、どちらの候補も人気がイマイチなようです。

なので、今の内に「日本はもっとお金を印刷するべきじゃないか?」なんて僕は思っています。

それで国の借金とか払っちゃえばいいのに・・・。

スポンサーリンク


ドラマでの大統領

あの人気アメリカドラマ『24-TWENTY FOUR-』では、不死身のジャック・バウアーはなぜかいつもアメリカ大統領と個人的に電話したりしてテロからアメリカを守ったりしていたのですが、3つ目のシーズンくらいですかね、黒人の大統領が出てくるのです。

恐らく、その頃はオバマさんがもう現実に大統領をされていたので、見る側としてもおかしな感じは無かったのですが、その黒人俳優の後には女性の方がアメリカ大統領の役をやっていて、「ああ、やっぱりこれはヒラリーさんのことなんだろうなあ。」なんて思った覚えがあります。

(映画「ディープ・インパクト」の頃は、まだオバマさんは存在もあまり知られていなかったので、モーガン・フリーマンが大統領役をやっていたのを見て「まさかね~。」なんて思っていた時もありました。)

そのころには既に、ヒラリーさんが(おそらく?)候補として挙がってくるのは知られていましたし、女性大統領も予見されていたようにも思われます。

ただ、ヘンな髪型の大金持ちがこんなに人気者になって大統領候補に選ばれるとは、誰も予想はしていなかったようですが・・・。

台湾移民のドラマ『フレッシュ・オフ・ザ・ボート』

さて、最近僕たち夫婦が楽しみにしているコメディドラマがあります。それが『フレッシュ・オフ・ザ・ボート』という番組。

これがなかなか面白いのです。

このドラマは台湾移民の家族が主人公で、実話を基にしたお話らしく、ところどころにリアリティがあり、そこが魅力でもあります。

90年代の半ば、ワシントンDCの台湾人コミュニティで義理の兄の会社で働いていた主人公の父は、新天地を求めてフロリダの白人ばかりの町でウエスタンなステーキハウスをオープンするというのが第一話なのですが、このワシントンDCのアジア人コミュニティというのが実際にあって、僕の大学時代のカンボジア人(&ラオス人)のルームメイトがDCエリアのコミュニティ出身でした。

なぜワシントンDCやその近くのヴァージニアにアジア人のコミュニティが多く存在するのかはよく知りませんが、どうも政治的(?)な理由があるそうです。

そしてこの家族の長男(彼がこのドラマのメインです。)がヒップホップに目覚めてしまっていて、アジア人がヒップホップ好きというのもアメリカでは一種の「あるある」なのです。

あと、この家族のお母さんがとても・・・

・・・かわいい♡

元モーング娘。の道重さゆみさんを地味にしたような感じのキュートなルックスなのですが、その見た目とは裏腹に息子たちやご主人に、とにかく厳しいのです。

これもアメリカ人にとってはアジア人家族の「あるある」なのかも知れません。

そしてもうひとつ、移民家族の視点から描かれていますので、彼らが溶け込もうとしている白人社会の人たちをどちらかというと「意地悪」な存在として描いています。

そうなのです。このドラマは「移民を肯定している」のです。

アメリカは移民を受け入れるべき

日本の場合は、僕の妻が外国人ですので、僕は日本に外国人が来ることにそこまで抵抗は無いのですが、古き良き日本を残したいと考える人も多くいるとは思いますので、移民についての議論は賛否があるとは思うのです。

ただ、アメリカの場合はですね・・・

彼らは「移民を否定してはいけない」と思うのです。

だって、そうですよ。彼らアメリカ人自身が、ヨーロッパから逃げてきた移民なわけですから。

なのでトランプ氏の言う「メキシコの国境に壁を作る」なんてヒドイ話なんです。
(第一、彼らはトンネルを掘って国境を渡ってきているのですから、壁なんて意味がないのです。)

ウォーキングデッドでたとえると「自分たちの家は安全だから他の人たちはもう入れない」と言っているようなもので、日本の場合はもともと我々の家ですが、彼らはアメリカインディアンを追い出した家なわけです。

・・・でも、長い目でみると日本人もこの地へ渡来してきた人たちらしいので、もう少し移民に寛容でもいいかなとは思うのですが、反日的な人たちにはわざわざ来てもらいたくはないとも思ったりはしますね・・・。

コメント

タイトルとURLをコピーしました