海外ドラマで見る男女の違い【外国人男性は意外とマジメ?】

ドラマ・映画

前にもご紹介しましたアメリカドラマ「Quantico」のシーズン2がやっと始まりましたね。

こちらのドラマは、20世紀最後のミス・ワールド優勝者であるプリヤンカー・チョープラーさんがテロリストと戦うお話。

見どころはやっぱり「アクション」「サスペンス」そして「彼女の美貌」だったりするわけで、パパも大好きなのです。

あんまり話すと、またネタバレになってしまいますが、シーズン1の黒幕が、後から出てきた新しいボーイフレンドなわけがない!と、僕は思っていたのです。

だってそうでしょ?話の途中から出てきたひとが悪者の正体だなんて「後付け」っぽくて意外感がないじゃないですか。

娘の好きな『名探偵コナン』に例えると、黒の組織の「あの方」が話の終盤にポッと出てくるだけの人だと、あんまり意外性がなくドラマティックに感じないのですヨ。

それと同じで、そういうキャラは出来るだけ話の最初の方に出ている人が「実は黒幕だった!!」というほうが、物語り的に面白い訳なのです!!

・・・と、ちょっと話はそれましたが・・・。

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ちょっとユルすぎる?

一つ、このドラマで気になったことがあるのですが、主人公のプリヤンカーさんが演じるアレックスがまだシーズン1が終わったばかりだというのに、同じ職場の3人の男性とすでに「寝て」いるのです。同僚2人と指揮官の一人です。

ちょっと多すぎはしません?

そりゃまあ、お色気シーンがアメリカドラマの定番でもあるのですが、FBI捜査官がそんなにユルいとちょっと心配ですよ。

そういえばカナダの警察ドラマの「ルーキーブルー」でも主人公の女性警官アンディは同じ職場で何人か付き合ってたような・・・。(もし僕だったら恥ずかしくて辞職するくらい・・・。)

もうそろそろ最終シーズンと噂される人気ドラマ「BONES」だって、主人公のテンペランス・ブレナンは、いまでこそ結婚して落ち着いていますが、もともとは性に放埓というキャラでした。

どうもドラマでイケてる女性というのは、【多くの男性と関係を持った自立した女性】なのではないかと、そう思うわけなんです。

男性の趣向なのか女性の趣向なのか。


これでは我々日本人男性が白人女性をエッチだと思うのもムリありませんよね。

一度、僕は妻とそれについて話したことがあります。

「なぜ、ドラマの主人公の女性、特にカッコいい、イケてるといわれる女性は、こんなに色んな男性と関係を持つのだろう?」

妻は少しの間考えてから、「うーん。男性がそういう女性が好きだからじゃない?」というのですが、僕はその答えには全く納得していません。

もちろん男性というのは、ドラマのセクシーシーンは大好きですし、現実社会でも『手の届きやすい』(手に入りやすい?)女性に好意を持つ傾向があるとは思うのです。

しかし、男性の『理想』というと、そうではなく、なるべく女性には慎み深く、自分意外の男性の経験というのは、あって欲しくないモノなのではないかなあと思うのです。

なので僕にとっては、ドラマの主人公にありがちな『性に放埓な女性』というのは、どちらかというと女性にとっての『理想』なのではないかなあと思うわけなのです。

男勝りで腕っ節も強く、仕事もバリバリに出来て、決して男性のいいなりにならない、そういった女性が、だいたいどの国でも「カッコいい女性」なのではないでしょうか。

もちろん男性にとってもそういう女性はカッコいいとは思いますよ。ただ「付き合いたいか?」と言われると、微妙な気はしますね・・・。

男性の場合はちょっと違う?

しかし!

これが男性が主人公のドラマになりますと、少し違ったりするのです。

「ホワイトカラー」のニールも「バーンノーティス」のマイケルも、彼らは一見プレイボーイに見えますが、実はひとりの女性にを一途に思い続けるという、結構硬派なキャラだったりします。

(「ホワイトカラー」のニール。ホントにハンサム。でもこの俳優さんはゲイらしいです。女性の皆さま、ゴメンなさい。)

先ほどの「Quantico」のように1シーズンでパートナーが二転三転したり、ついでに上司とも寝ておく(!)みたいなキャラは、男性の主人公の場合はマズ無いのです。
(「ウォーキングデッド」のリックは最近相手がコロコロ変わっているような気がしますが、彼は別にイケてるキャラではないのでOKですよね・・・。)

実は、ドラマに登場する『性に放埓な男性』というのは、あまりカッコいい存在ではなく、どちらかというと軽蔑さえされています。

現実社会では、プレイボーイな男性というのは男性達から結構尊敬とかされていて、ナンパ方法の講習会なんか開いているにも関わらず、ドラマの中でそのような男性は、だいたい悪役だったり、すぐに死んだりと、決して主人公的な役割ではない事が多いのです。

さてこれは一体なにを物語っているのでしょうか? 一体どのようなメッセージが隠されているのでしょうか?

これがホントの男性の理想?

僕が思うに、実は、こういう一途な男性こそが、男性にとっての『理想』なのかもしれません。

もちろん女性にとっても『理想の男性像』かもしれませんが、どう考えても男性しか見ないようなヒーロー映画やウエスタンなドラマでも、主人公の男性というのはいつも一人の女性だけを愛する、信用のおける人物なのです。

男性の憧れる男性というのは、そういう人物なのです。
なんだか対照的な感じがしますよね。

しかし、男女ともそれは『理想』でありまして、現実ではそんなことはなかったりするものです。
女性は腕っ節で男性に勝てることなど、マズ無いですし、男性はチョット美人な女性を見ると、すぐにお尻を目で追いかけたりする「浮気」なモノなのです。

ドラマや映画の想像の世界だけは、私達は自分達を美化しているのでしょう。
それはそれで、ある意味健全なのではないでしょうか・・・。

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