『ザパニーズ・SUSHI』の特徴と意外な人気日本食材とは

ウチの日常

兄が焼肉屋さんを始めたので、お店へ行ってみました。

兄は昔から料理が好きでしたので、食べ物やさんのお店を開くのは想像できましたが、まさか焼肉屋さんをするとは思ってもみませんでしたので、驚いています。

お店はこじんまりとした小さなお店なので、開店は容易だったと言うのですが、やっぱり「焼肉」だったからという理由もあったとは思いますね。

こんな事を言うと怒られそうですが、ラーメンやお寿司などに比べて焼肉なんて簡単な料理だと思うのです。第一、調理するのは客なのですから。

ただこの、生のお肉を席まで運んで客が席のグリルで自ら調理するという、いわゆる「焼肉」というスタイルのお店が、アメリカにはなかなか無かったような気がします。

僕はアメリカを離れてもう長年経っていますので、今はもしかしてポピュラーなのかもしれませんが、僕がいた90年代前半くらいにはそのようなお店は殆ど見かけなかったですね。

一度だけ、ビュッフェスタイルの「自分でお肉を取りに行く」タイプのお店を見つけて、日本人の友達と行ったことはあるのですが、そのお店はお寿司もデザートも取り放題で、ほぼ「すた○な太郎」でした。


お値段もお肉の味も、まあまあ「すたみ○太郎」で、さすがにカレーやラーメンはありませんでしたが、デザートは豊富でした。

お寿司コーナーにはアジア人の方が立っていましたが、どうも日本語は通じなさそうです。

そのお寿司がどうも・・・ゴマ油を使っていたり、ゴマがかけてあったり、えらくゴマを推してくるのです。

不味いというほどのものではなかったのですが、やはり日本のお寿司とは違ったので残念でしたね。

そして、お店の看板が「ジャパニーズ」でも「コリアン」でもなく、「モンゴリアン・バーベキュー」だったのも不思議で、もうアジアであれば何でもよかったのかもしれません。

僕がアメリカで焼肉屋さんを見たのが、その一回だけで、場所は南カリフォルニアだったのですが、もしかしたら州の法律かなんかで焼肉店は難しかったのかなあなんて思ってます。

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欧米のお寿司屋さんは美味しい?


最近はテレビやインターネットで、「欧米のSUSHIはこんなに変わっている!?」みたいなことが話題になったりしていますが、普通の日本人はわざわざそんなお寿司屋さんへなんて行きません。

僕も何度かアメリカでお寿司を食べに行きましたが、ちゃんと日本人のやっているお店へ行きましたので、そんなに変ったネタは無く、変わっていると言ってもせいぜいカリフォルニア・ロールくらいでした。

僕はまだ、そのころは十代でしたので、お寿司の味を理解していたとは思っていませんが、確かに先ほどのような『まがいモノ』とは違って美味しかった覚えがあります。
もちろん、お値段もソコソコしましたが・・・。

なので、(特に)最近は、欧米でもおいしいお寿司は頂けますので、そんなに心配はありません。

オーストラリアの料理番組


妻はよくインターネットでお料理番組を見てたりします。

アメリカにはお料理チャンネルというものがあり、朝から晩までお料理のことばかりやっているチャンネルがあったりするのですが、妻はそれよりも、オーストラリアのお料理番組を検索して見ているのです。

僕も隣で画面を覗き込んでみると、なぜ妻がオーストラリアの番組をわざわざ探して見ているのか、少しわかるような気がします。

外国の料理番組というのは、もちろん日本と同じように、お店を紹介したり、お料理の作り方を教えたりするのもあるのですが、一番多いのは「リアリティー・ショー」形式の「勝負をして負けたほうが去る」というような、まあまあ内容の濃い(?)もので、怒ったり、泣いたり、時には悪い言葉で相手を罵ったりするのです。(その場合は「ピー」が入ります。)

オーストラリアの番組も、することは同じだったりするのですが、なんかもうちょっと和気藹々としていて、「ピー」が入ることも少なく、仲良くやっている訳です。

しかも、白豪主義なんて言われていたオーストラリアが、いまではホントに他民族国家の代表のように番組では映っていて、特にアジアの方が多いらしく、逆に何かのプロパガンダ映像かと思うくらい仲良くお料理するのです。

そうなると、食材がもう多種多様で、醤油やワサビは当たり前で、もっと訳のわからない東南アジアの発酵食品なんかも白人の女の子が使ったりするのです。

意外な日本の人気食材

ある時、妻がいつものようにオーストラリアの料理番組を見ていると、「ぺェーンコゥ」というやけに聞きなれた食材の名前が出てきたので、画面を見るとやっぱり「パン粉」。

それは英語でもっとスマートな言い方があるのでは?とは思ったのですが、どうも日本のパン粉は特別で、英語でいうBreadcrumbs(いわゆるパンくず)という商品とは違う物らしいのです。

なので、英語の辞書にも「panko」は別のモノとして載ってあるのだとか。

(Pankoで画像検索した画面)

そういえば、外国で日本のトンカツやエビフライの、口の粘膜に突き刺さるような鋭いサクッと感をもつ食べ物って無かったようにも思います。

ついでに「トンカツソースも世界でポピュラーになったらいいなあ」なんて思ってます。

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