アメリカが少子化しない理由【アメリカはまだまだ安泰!?】

ウチの日常

この日曜日、20年ぶりに会ったアメリカ人のお友達のお話です。

彼女とは東京で一緒に仕事をしていたのですが、そのときはちょっと顔を知っていたくらいで、別に仲が良かったわけではありませんでした。

ただ、共通の友達がいましたので、彼女が来日していた事を聞き、一緒に会いに言ったわけです。

彼女はもうお母さんで(20年も経ってますからね。)、夫とお姉さん夫婦と一人の子供を連れて日本に来ていて、彼女以外は日本は初めてということもあり、少々皆さん興奮気味でもありました。

僕は着くなり「僕のこと覚えてる?」と聞くと「もちろんおもえてるワ。」とは言ってくれたのですが、やっぱり名前までは出てこなかったようです。

彼らは今は仕事の関係でヨーロッパに住んでいるらしく、僕の妻がヨーロッパ出身と聞くとえらく喜んで、「ヨーロッパの人は飲み物に氷を入れない」とか「クーラーの風を嫌がる」等の『ヨーロッパ人あるある』みたいなネタで、皆さん盛り上がったりしました。

もちろん日本も気に入ったようで、食べ物の話や観光名所、また彼女が日本にいた頃の話もしましたので、僕は話のネタにと思って持ってきた20年前(彼女の日本にいた頃)の写真なんかも見せたりしたのでした。

スポンサーリンク


アメリカンな返事


幾つか彼女の写った写真もあったので、写真を見せると彼女は懐かしそうに、「キャー何コレー。酷い写真!」と言うのです。

別に本当にヒドイ写真とは僕は思わなかったのですが、やはり髪型や服装などはその頃の流行りみたいなモノもありますので、なかなかハズカシイものです。

もちろん僕自身の写真も「コレはチョット・・・」というのも幾つかありましたし、時代の流れというのは残酷でもあるのです。

彼女は旦那さんに写真を見せて「出会った時にこんなのだったら、あなた私と結婚した?」なんて事を聞いたのですが、さすがアメリカンですね。

旦那さんは「もちろん君と結婚していたさ。ハニー。」と返事して、もうチョットしたドラマの一コマみたいな返事をするのでした。

僕も海外生活は長いのですが、たぶん僕にはこんな気のきいた返事は出来無さそうです。まだまだ修行が足りませんね。

欧米の夫婦の間柄


コレは別に彼らが特別というわけではなく、アメリカ人の夫婦というのは(特に何の問題も持っていなければ)だいたい仲良く、イチャイチャするものです。

知っておられるかもしれませんが、欧米の夫婦は必ず同じベッドで寝て、子供たちは他の部屋で寝るものです。

ウチもそうしていますし、おそらく他の国際結婚カップルもそうしていると思います。

旦那、もしくは奥さんがベッドでなく他の場所で寝ていると「何か問題がある」ハズですし、そう思われるのは当然なのです。

だいたいアメリカ映画やドラマで、奥さんが「なんで昨日はベッドに来なかったの?」みたいな事を聞くと、何かが起きるフラグですよね。そういう場合、旦那には何か「後ろめたい」感情があるという事なのです。

そして皆さんもご存知のように、アメリカ人という人種はありません。白人もいれば、黒人、アジア人もアメリカには住んでいますので、どの人種の夫婦もアメリカではそんな感じなのです。

例えば、前にもご紹介した「ドクターケン」というアメリカのテレビ番組。

ご主人は韓国人で奥様は日本人(実際にそうらしい)なのですが、お二人とも生まれはアメリカのようでして、やっぱりこの二人が仲が良いのです。


ティーンネージャーの娘さんがとてもかわいい!!

キラキラ!


このドラマの夫婦がとくに美男美女というわけでもないのですが(ごめんなさい!)、子供の前でも彼らはイチャついていたりします。

で、やっぱりティーンネージャーの娘さんなんかは「2人の間にまだ【キラキラ】があるのは素敵だけど・・・、キモいからやめて!」と言うのです。まあ、普通の反応ですね。

エライ学者さんなんかは「夫婦が仲いいと、子供たちにも良い影響がある」と言ったりするのですが、僕もそう思いますね。実際には何がどう良いのかは謎ではありますが、やっぱり仲の良い両親の姿を見て育つ子供はストレス無く育ちそうです。

仲が良いのはウチだって負けていません。

たまに突っつきあってキャッキャ言ったりすることもあり、そのせいか年頃の娘がいても家庭には不和が(あまり)無かったりします。
夫婦がイチャつくのは別にアメリカだけの事だけではなく、ヨーロッパでもそうなので外国人妻をお持ちの日本人旦那さん達は、皆さん仲良くされています。

子沢山の理由?

そして後もう一つ。

こう夫婦のふれあいが多いと、少子化への歯止めにもなるんじゃないかなあと思ったりするのです。

ウチは子供は3人ですし、他の国際結婚カップルもだいたい2人は子供たちがいたりします。

もちろんそんな簡単な問題では無いのは承知していますが、例えば先ほどのアメリカ人夫婦なんて5人の息子たちがいて6人目を妊娠中なのだそうです。あとアメリカ人特有の楽観的な性格と、助けてくれる家族が近くに住んでいるというのも良いのでしょうね。

アメリカはチョットした中流家庭でも子沢山な家庭が多かったりするのです。

しかもまだまだ2人の間には【キラキラ】があるだなんて素敵じゃないですか!

そういうわけで「アメリカはまだまだ安泰だなあ」なんて思った次第なのでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました