日本のアニメがアメリカで敬遠される理由 【○○好きは死刑?】

ドラマ・映画

これも終わってしまった番組で申し訳ないのですが「Two and a Half Men」といういわゆるシットコムをよく妻と見ていました。

シットコムというのは、シチュエーションコメディーの略語でして、インターネット上では良くみる言葉なのですが、実際の会話ではあまり聞いたことのない単語でもあります。

ただこの番組の日本語のタイトルが『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』というのは酷い名前だなあとは思います。だってシーズン8からはチャーリー・シーンは出てこないのですから、ちょっと無理がありますし、★マークがタイトルに入っているなんて、「つのだ☆ひろ」さんじゃないだから、こういった邦題を付ける人はたまに「一体どうなってんだ?」と思うコトがありますね・・・。

しかし、このドラマは本当に面白いドラマでして、だいたい酷いシモネタばかりの非常に教育に悪いドラマでもありました。

スポンサーリンク


ナンパには不屈の精神が必要?


主人公のアランとチャーリー(番組終盤ではウォルデン)が毎週でてくる女の子を口説く、ある意味、馬鹿馬鹿しい番組でもありましたが、ただ一つ見習わなければならないのは、アランは全然ハンサムでないし、体力も無いければお金も無く、女好きなくせにスグ泣くし、もう良いトコなんてナニ一つないのです。

・・・が、それでも結構美人なガールフレンドがいつもいるのです。

まあ、ドラマですから、実際にはそんなことはあり得ないのですが、彼のナンパに対する不屈の精神は、我々には無いモノがあります。

振られても振られても立ち上がるのです。

このアラン役の俳優さんって86年の『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』という映画でオーティス・レディングのモノマネをやっていた人なんですね。昔から結構チャーミングな男性ではあるようです。

コレくらいの度胸がないと・・・とまでは言いませんが、彼の鉄のハートには感服しますね。

未成年には気をつけて・・・

さてこの番組に、ある時ゲスト出演でマイリー・サイラスさんが出てきたことがあります。

海外芸能ツウの方はご存知かもしれませんが、マイリー・サイラスさんというとアメリカでは人気のティーン・アイドルでもあり、また品が無いことでも有名な女性でもあります。

番組の中でアランは彼女の18か19という年齢を聞き、ホッとし、「手をでしても牢屋には入らなくて済みそうだ。」と言います。

そこが面白い部分でもあったのですが、実際にアメリカでは未成年に「手を出す」とハンパない刑罰があったりします。(本人の許諾があってもです。)

一度ぼくはこのブログで「欧米で『女子高生が好き』なんてこと言ったら、ヘンタイ扱いです。村八分です。場合によっては死刑です。」と言いましたが、それはこのことだったりします。

僕はその同じ記事で「外国人はあまり年齢を気にしない」とも言いましたが、それは年上の場合もありますし、年下でも大丈夫と言う意味です。

皆さまもご存じのように、英語には基本的に日本語のような「敬語」というのはありませんので、年齢に関係なく下の名前で呼び合ったりします。気が合えば年齢差のある友達もできたりするものなのです。

しかもアメリカの高校生は体格も良いので、大人に紛れていてもわからない場合もあるのですが、そこは正義を愛するアメリカ人です。ダメなものはダメなのです。

なので日本の場合なんかは、男性の高校教師が女子生徒に手をだして事件になるということが頻繁に起こったりするのですが(結構頻繁ですよね。教職者の性犯罪は一般の人よりも7倍だそうです。)、アメリカの場合は男子生徒が魅力的な女性教師に入れ込んでしまって、問題が起きるということが、ちょくちょくあったりするのです。

もちろんこの場合、逮捕されるのは女性教師です。なんかチョット可哀想に感じるのは、僕が日本人だからでしょうか・・・。

日本のアニメが敬遠される理由


こんなに「未成年」と言う言葉に敏感なアメリカ人が、日本の(そういう表現のある)アニメに対して良い感情を抱かないのは当たり前でもあります。

アニメなんて殆ど見ない僕でさえ、なんとなく日本のアニメは「いやらしい」と感じていますし、外国人がそう思うのもムリは無いと思います。

レンタルビデオのアニメコーナーなんかへ行くとチョットおかしな描写があふれていますので、あまり子供たちにも行ってもらいたくはないですね。

アメリカではアニメに性描写があるなんておかしなことなのです。

しずかちゃんのお風呂シーンでさえ、アメリカでは立派な性犯罪になり得るのです。

正義を愛するアメリカ人が、そんなの見れるわけが無いのです。

なのでアメリカのジャパニーズ・アニメファンは肩身の狭い思いをしているようで、冷たい視線を毎日感じているそうなのです。これもチョット可哀想な気がしますね。

しかし「良いモノは良い」と評価してくれるのもアメリカだったりしますので、「千と千尋の~」とか「もののけ~」とかは評判は良いようです。

でも実は、僕はこれらの作品の良さがあまりわからなかったりするのですが・・・。

ついでに先ほどのマイリーさんはアメリカ版の「ポニョ」の声をされていたりします。
コレはなんか似合ってますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました