これはもう外国人とかって関係ないかもしれませんが・・・、
妻は虫が嫌いです。
ゴキブリなどの害虫はもちろんのこと、バッタやセミ、あと名前のわからないような色々なの全部嫌いだそうです。
そういえばアメリカやヨーロッパでゴキブリってあまり聞かないですね・・・。
アメリカでも、ハワイなんかにはイッパイいるそうですが、僕は行ったことが無いので、実際のトコロはわからないです・・・。
ヨーロッパもどうなのかは、あまり知らないのですが、昔スペイン人の女の子に「カクカラチャ(コックローチ)」っていうスペイン語の歌を教えてもたったことがあるので、全くいないというコトはなさそうです。
地図を見るとスペイン、ポルトガル、イタリアの南半分は日本の九州くらい南にありますが、ドイツ・イギリスなんて札幌くらい北にありますね。
やっぱり奴らは寒いとこは苦手なのでしょう。
妻はイタリアでも都会出身だと自分で言っているので、ムシなんかいないと言っているのですが、そんなハズはないと僕は思っています。
あとムカデ。
妻はムカデを日本へ来て始めて見たらしく、うちの壁にへばりついていたのを見たときは「地球外生物が侵略しに来た」と思ってコシを抜かしたそうです。
うちは田舎なのでまあまあデカイのがいます。
でもまあ、「ムカデ人間」なんて映画もあるくらいなのでヨーロッパにもいるはずなんです。妻がそれを見たことがないだなんて、なんか信じられないですね。
しかも3って・・・。
でも、こんなにムシ嫌いなのだから、息子が大きくなって、色んな虫を捕まえてきたら嫌がるでしょうね。
(まだ小さいので変なモノ捕まえたりはまだしませんが・・・。)
夜中の訪問者
ある夜、妻とベッドで、いつものようにラップトップのコンピューターで海外ドラマを見ていたのですが、外からなにやらおかしな音が聞こえるのです。
それは、堅い何かでウチのガラス戸をひっかく音なのでした。
「アナタ、怖いからチョット見てくれる?」と妻は僕に頼むのですが、僕だって怖いのです。
僕は多分ネズミじゃないかとは思っていたのですが、ネズミが家に入ろうとガラス戸をひっかくなんて聞いたことがありませんし、開けて入ってきても困ります。
ゆっくりとカーテンを開いて、音のするほうをのぞいてみたのですが、そこにいたのは・・・、
えらく立派なカブトムシ。
さすが田舎ですね。ツノの生えた結構大きめのカブトムシが、ウチに入ろうと一所懸命ガラス戸をひっかいていたのです。
妻はソレをみて「きゃーナンですか?気持ち悪い!!早くどこかへやってクダさい!」と、もうパニック状態で、逃げ惑っていたのでした。
僕も実はムシは好きではありませんが、こんなに大きなカブトムシは、なかなかの価値があるのは知っていましたので、捕まえてどこかにキープしようという考えが頭の中を過ったのです。
しかし、「キャー!テカってる!動いてル!気持ちわるい~~!」と泣き叫ぶ彼女を見ていると、そんなモノを家に置いておくと、彼女は狂ってしまいそうなので、諦めて庭に投げ飛ばしたのでした。
ちょっと勿体無かったですね。
虫が好きな日本人男性
最近、仕事の同僚が家でクワガタ虫がカブト虫かの幼虫を育てて「今さなぎから成虫になり始めている!」とすごく興奮して話しかけてくれるのですが、僕は一向に興味が湧きません。そういえばうちの兄も夏になると夜遅くに山へ行って虫を取ってくるなんて事していました。
暗いなかに森に入って、前日から目を付けておいた木をライトで照らして、お目当てのムシを採取する・・・なんて僕なんかにとっては気持ち悪くてしょうがない作業なのですが、彼らは楽しくやっているのです。
コレも一つの日本の文化なのかもしれません。
・・・というのも、「虫取り」ときいてワクワクするのは、実は日本人だけなのかもしれないのです。
虫好き外国人男性は少数派?
「妻は女性なので虫が嫌いです」的な書き方をしていますが、よく考えてみると男女関係なく、外国人で虫が好きという人を聞いたことがありません。
もしかして、ムシ好きな外国人男性(たぶん男性しかいないと思う・・・)もいるかもしれませんが、僕は会ったこともありませんので、おそらく少数派なのです。
僕はアメリカでは結構な田舎にも住んでいましたが、そういうところの男の子たちでさえ、虫を捕まえてくるなんて遊びはしていませんでした。
それよりも魚釣りをやったり(彼らはほぼ釣った魚なんて食べないくせに。)、ウサギや鹿を撃ちに山へハンティングへ行くという話はよく聞かされてはいました。まあこちらも僕は興味ないのですが・・・。
妻に聞くとヨーロッパの男の子たちも虫を捕まえてくるということは無いらしく、日本人は異常なんだと・・・。
妻のある友達が、ヨーロッパから子供たちをつれて日本へ引っ越してきました。
彼女の旦那はやはり日本人だそうで、その日本人のお母さん(子供たちからみておばあちゃん)が孫たちのために虫を取ってきてくれるんだそうです。子供たちが喜ぶと思ったのでしょうね。
でも、その子供たちはヨーロッパ育ちなものですから、それがもう気持ち悪くてしょうがないらしいのです。
でも、おばあちゃん一所懸命に取ってきた虫をあからさまに嫌がることもできず、子供たちも気を使っているのだそうな。
家庭によっても色々な事情があるようですね。
コメント
欧州にはかの有名な昆虫学者、アンリ・ファーブルがいますから
全く虫に興味がないことは無いと思いますが…。
ペティさん。コメント有難うございます!
そうなんです。僕もそう思っていたのですが、結局、虫好きの欧米男性に出会うコトが無かったのです。
僕自身が虫嫌いというのもありますけどね。