ほぼ毎晩、妻とベッドにノートパソコンを広げて、海外ドラマを鑑賞しています。
最近は『Jane the Virgin』というドラマに2人でハマってます。
「結婚するまで純潔を守る!」と決心したジェーンちゃんは、こともあろうか、お医者さんの手違いで人工授精されてしまう!!というコメディードラマです。
いやホントにコメディーなんです。
もう、主人公のジェーンちゃんが、酷い目に会えば会うほど面白くて、彼女の表情がたまらなく、おかしいのです。
夫婦そろって、キャッキャ言いながら、このドラマを見ています。
2人ともちょっと、「S」が入ってるのかもしれません。
昭和の設定?
さて、その昔、昭和の頃、テレビドラマやアニメの主人公というのは、だいたい「大好物の食べ物」なんてモノを設定されていました。
例えば、ドラえもんなら「どらやき」、バカボンのパパなら「レバニラ炒め」などなど。
「伊賀野カバ丸」なんて、今でも検索に「焼きそば」が付いてきます。
ハクション大魔王に至っては、油で揚げていて、どう見てもコロッケなのに「ハンバーグ」と言って、それを好物としていました。
しかし、何故かそのような設定は最近廃れていってしまいました。
『グリルド・チーズ・サンドイッチ』が好き
ところが、この『Jane the Virgin』の主人公、ジェーンちゃんには、大好物の食べ物があるのです。
それが『グリルド・チーズ・サンドイッチ』です。
僕のような外国ドラマ好きは、一度くらいはこの名前を聞いたコトがあるかもしれません。
ドラマの中の『グリルド・チーズ』
例えば、アメリカのど真ん中の中流家庭を描いたドラマ『The Middle』では、息子アクセルのルームメイトが、すごく上手にこの『グリルド・チーズ・サンドイッチ』を作るので、それで一儲けするなんてエピソードがあります。
他にも、動物たちが反乱を起こす『暴走地区―ZOO―』というドラマでは、主人公が「お父さんの作った『グリルド・チーズ・サンドイッチ』が、思い出の味」なんていう回がありましたね。
アメリカでは、物凄くポピュラー食べ物なのです。
どんなモノ?
さきほどご紹介した、ドラマ『暴走地区―ZOO―』のエピソードでもあるように、男性でもカンタンに作れる一品です。
あまり女性が「ワタシ、コレが得意なの!」とか言っても、逆にチョット恥ずかしいくらいのお料理です。
『Jane the Virgin』の主人公、ジェーンちゃんのお母さんは、物語り上、あまり模範的な母親ではありませんので、この『グリルド・チーズ』が大好物という設定は彼女のバックグラウンドも象徴しています。
しかし、アメリカの男性の間では、コレが上手に作れるというのは、チョットしたステータスでもあるのです。
コレが作れる男は『デキるオトコ』なのです。
作り方
さて、この『グリルド・チーズ・サンドイッチ』の作り方なのですが、先ずは、次のモノを揃えましょう。
1、焦げ付かないフライパン
2、食パン2枚
3、バター(またはマーガリン)
4、シャープチェダーチーズ
5、チーズを削る道具
用意できましたか?
用意する際の注意点
先ずは、焦げ付かない、調子のいいフライパンを見つけてください。コレは結構重要です。
そして、パンとバターなのですが、コレは簡単にで手に入るコトでしょう。
シャープチェダーは、コストコ等で売っています。
オレンジのレンガ見たいなサイズなので、最初は「コレってホントにチーズ?」とか疑問に思ってしまうでしょうが、ソレで間違いありません。
隣に数十円ほど安い「マイルドチェダーチーズ」というモノが売っていますが、ソレを買ってはいけません。
チョットくらいお安いからと言って、妥協してはならないのです。
あと、名前は良くわからないのですが、「チーズ削り器(仮)」を用意しましょう。
大根おろし器ではダメです。
調理方法
さて、ココまで用意が出来ましたら、もうできたも同然です。
先ず、チーズを削ります。量なんて適当ですが、チョット多めが良いでしょう。
次に熱したフライパンに少量のチーズを溶かします。
この時に、こびり付いてしまうフライパンだとウマく行きません。調子のいいヤツを選んでください。
そしてその上に、バターを塗ったパンを乗せます。バターを塗った側が下です。
この時点で、『こんがりチーズのカリカリトースト(片面)』が出来ますが、まだ『グリルド・チーズ・サンドイッチ』ではありません。
このうえに、タップリのチーズを乗せましょう。こぼれるくらいで結構です。
この時に、チーズは使い切らないで、少しだけ残しておいてください。
そして、溶けるまで、ふたをして待ちます。
チーズが溶けたら、またバターを塗ったパンを乗せるのですが、今度はバターを塗った側は上です。
そして『ひっくり返してペンペンするヤツ』(名前がわからない)でサンドイッチを持ちあげたら、もう一度、フライパンでチーズを溶かしてください。
そして反対側を、溶けたチーズの上で焼いて、イイ感じになったら、出来あがりです。
味は?
・・・で、味はというと、・・・まあ、想像以上でも以下でもない、思った通りの味です。
でも、想像通りの味が再現できる料理というのは、まあまあの優等生ではありませんか。
皆さまも作ってみましょう!きっと気に入りますよ!
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