『なぜ大麻は良くないの?』危険なトコロへは近づかないで!

国々の違い

僕はアメリカに5年もいたのに、見た事のないモノが幾つかあります。

自由の女神も見た事ないですし、アメリカのセレブなんてのも見た事ないですね。

ただ、銃はありますよ。

アメリカの片田舎に住んでいた時期もあるので、撃ったこともあります。
ショットガンや小さい猟銃とかです。

でも街歩いていて、銃を見る事はマズありません。

たまにポーンショップ(pawn shop)と呼ばれる向こうの「質屋」さんなんかへ行くと、拳銃なんかがガラスケースの中に置いてあったりしてドキっとするコトがありますが、ドラマや映画のようにバンバン撃ちあっているトコロに出くわす事なんてマズありません。

なので、『銃社会』というのは僕にとって「ちょっと言いすぎ?」な感じもあります。

(最近はアメリカでも銃規制が緩くなったと聞いたので、状況は変わったかもしれませんが・・・。)

でもそれは、僕が比較的安全なトコロに住んでいたというコトと、危険な場所に近づかなかったというのもあるでしょう。

危ないトコロへは、行かないほうが懸命です。

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アメリカの高校で起きたある事件

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僕がアメリカで高校生をしていたとき、ある事件が起きました。

ある生徒が建物の屋上に登って騒いで、セキュリティーが来て取り押さえられました。

全ての学校ではありませんが、アメリカの多くの中学や高校では、その学校専属のセキュリティーなんかがいて、僕の行っていた学校にはトンファー(解説しよう。トンファーとは沖縄の古武道において使用される武器の1つである。Wiki)を持ったイカツイおっさんがゴルフカーに乗って、校内をパトロールしていたのでした。

学生たちは集まって「なんだ?なんだ?」とちょっとしたパニックにはなったのですが、後から聞くと、どうも彼は麻薬による幻覚を見ていたそうです。

その後、警察なんかも来て、彼はドコかへ連れて行かれたようです。

ただ、そういう事件に遭遇したコトはあっても、僕はアメリカで生活する間、麻薬やドラッグの現物を目にすることはありませんでした。

それはなぜかと言いますと、僕はアメリカでもちゃんと教会とか行ってた人でしたし(参考記事→アメリカの『スクールカースト』と外国での友達作りのコツ)、ヒップホップ育ちではあっても”悪そうなヤツ”は大体アカの他人でありましたので、そのテの人達と付き合いが無かったからだと思っています。

ドラッグというモノも僕はアメリカでは見るコトは無かったのです。

日本のほうが、実は汚染されている?

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ただですね・・・、日本に帰ってきて、僕は音楽の仕事などをするようになったのです。

そして、いろんなトコロに顔をだすようになると・・・目にするモノなんですね。

薬物を。

僕はその頃はもう”いい歳”でしたので、夜のダンスクラブなんかで錠剤みたいなモノが回ってきても「いや、いらない」と断ることが出来ましたが、好奇心の強い若い子たちだったら・・・どうでしょうね?

そういうクラブなんかへ行くと、「大麻」なんかは、たとえば中学生が煙草を吸うのがカッコいいと感じるのと同じように、ちょっとしたワルは吸ってなきゃダメみたいなプレッシャーなんかもあったりするのです。

しかも、アメリカの一部では合法になんてなってしまったために「いやいや、これはカラダに良いんだよ。」とか講釈を垂れる輩もなかにはいるようです。

もちろん、タバコよりも身体への悪影響は無いと実証はされているそうですが、アレの悪いトコロは「カラダに悪い」という点では無いのです。

大麻の悪いトコロ

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知っている人も多いかもしれませんが、いわゆる『薬物』と呼ばれるモノには、アッパー系とダウナー系という2種類に分けられます。

アッパー(upper)というは、使用するとテンションが上がる薬物の総称でして、気分が高揚する効果があります。

コカインや、LSDなどはこの種類です。

大麻というのはダウナー(downer)系でして、使用すると、ダルく、ぐったりしてしまって「ハハハ、もうどうだっていいやあ~!」という無気力状態になってしまいます。

マリファナを吸いながら、テキパキと仕事をこなしている人を見ないのは、そういう理由なのです。

「どうだっていい!」なんて思っている人達が集ったりなんかすると、ロクな事が起きません。当たり前です。

自暴自棄な人ばかりになんてなったら、社会は崩壊しますよ。

大麻が「危険」とされている理由はソコなのです。

カラダに良いか悪いかなんて関係ないのです。

そんなにイイものなのだろうか?

最近はテレビニュースなんかで、結構な大物ミュージシャンや有名人なんかが薬物で捕まってたりするのを見ますね。

僕なんかは「薬物ってそんなにイイものなのだろうか?」とか逆に思ったりもするのですが、どんな快感があったとしても失うものが多すぎますよ。

いくらなんでも人生の全てを捨ててまでのモノでは無いでしょう。

日本であろうと、アメリカであろうと、あまり悪そうな人とは距離を置くのは鉄則なようです。

コメント

  1. ペティ より:

    こんにちは。アメリカは銃社会だとは思いますよ。どこかの州で銀行口座を開いたら銃がプレゼントされるそうです。私の友達がアメリカ留学した時の話ですが、ある学生が指鉄砲で「バーン」と言ったら、その人は半年停学になったそうです。
    日本社会は平均的に中流家庭が多いですが、アメリカは貧富の差が大きく、悪い人と良い人の差も激しいので、ランダムに付き合うのは危ないと私も思いますね。

    • busan99 より:

      コメント有難うございます。
      最近では若い女の子がライフルを背負ってカフェに行ったりするなんてコトも聞きましたので、やっぱり銃社会かもしれませんね。
      日本もアメリカのように貧富の差が開いてきましたから、今までのように安心な社会で無くなってしまうと思うと怖いですね・・・。
      でも、日本は大丈夫かなあ・・・。

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