クリームシチューにゴハンは・・・ナイ!欧米人の「シチュー」

ウチの日常

いつもお世話になっている松屋さんから『鶏と白菜のクリームシチュー定食』が発売されると言うコトで、いま巷では「シチューに味噌汁はアリなのか?」という論争が起きております。

僕の場合は、もう牛丼の時点で味噌汁は『要らない子』ですので、シチューなんかに味噌汁なんてタブーなわけです。

ご家庭にもよるのでしょうが、例えば「玉ねぎ」と「ジャガイモ」のお味噌汁とか作る人とかは、僕にとっては「なぜその材料でシチューを作らないのだろう?」と疑問に思ってしまいます。

こんな僕ですから、味噌汁なんて月に一回も飲まないのです。
僕にとっての味噌汁なんてそんな立場なんです。

それよりも、ゴハンですよ。ゴハン。

「え、なに言ってんの?シチューにゴハンは当たり前でしょ?」

日本人の約半数(もしくはそれ以上)の方は、そう思っているコトでしょう。

しかし、僕にとっては、それがビーフシチューであれ、クリームシチューであれ、ゴハンはナイのです。

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妻にとっての『シチュー』


外国から来たウチの妻にとりましては、クリームシチューというのは和食とは言わないものの『日本のモノである』という感覚はあるようです。

大体、ウチの場合は、週に2~3回はパスタですから、晩御飯にちゃんとした和食(または日本のモノ)というのは限られています。

その中でのクリームシチューというのは、ウチではそうそう出てくるメニューではありません。

そして妻の意識のなかでは、クリームシチューは『日本のモノ』ですから、やっぱり付いてくるのは・・・、

そう、ゴハンなのです。

しかも、いわゆる『カレーライス・スタイル』で、右にゴハン、左にシチューといった感じに、まあまあゴハンが主役でやってきます。

なぜかビーフシチューの時だって『カレーライス・スタイル』で出てくるのです。

ついでに、妻の作るカレーライスは、最近は随分と良くなりましたが、最初の頃はモノすごくダメでした。

コクが無いと言いましょうか、カレー風味のコンソメスープみたいなモノだったのです。

何が変わったのかは良くわかりませんが、今はだいぶと良くなって、ちゃんとカレーライスになっています。

しかし、僕はモトからあまり、カレーライスというのはそんなに好きではなく、インド料理屋さんのナンを付けて食べるカレーは好きなのですが、日本のあのコッテリとしたカレーがそんなに美味しいと感じないのです。

カレーでさえそうなのに、僕にとって『シチューでゴハン』は、関西人の『お好み焼きでゴハン』よりもしんどいのです。

ゴハンと合わない理由


おそらく、ゴハンにあわない大きな理由は「ジャガイモ」。

あのホクホクとした食感が、お米と口の中で混ぜ合わさるのですが、どれだけ頑張っても、やっぱり『別モノ』なんです。

ジャガイモの存在が非常に「脇役的」である、レトルトのモノやお店のモノなら食べれるという人も多いのではないでしょうか?

僕は別にジャガイモが嫌いというわけではありません。あのホクホク感は大好きです。

ただ、ゴハンには合わないと言っているのです。

「じゃあ、パンで食べるの?」

皆さんはそう聞くでしょう。

僕の答えは「ジャガイモが入っているなら、でんぷん質はもういらないじゃないか!」です。

アメリカン『シチュー』


アメリカ等へ行くと、シチューと呼ばれるモノはだいたい日本で言う「ビーフシチュー」です。

英語の『stew』で画像検索してみてください。
殆どすべてが、茶色い、色の濃いモノです。

そして良くみてください。パンが添えられている写真はありません。

なぜだかわかりますか?

そうです。ジャガイモが入っているからです。

クリームシチューと呼ばれるモノはあまり聞いたコトは無く、そのかわりコーン・クリーム・スープや、クリーム・オブ・マッシュルーム等々、○○・クリームというモノが缶詰で売られています。(クラムチャウダーなんかも、その中の一つに入るかもしれません。)

アメリカ人は、クリームと名前の付いたモノは十中八九、大好きです。

そして、それらの中には小さいカケラのジャガイモが入っているコトが多いのですが、ビーフシチューや日本のソレように、あんなにゴロっと存在感を出したジャガイモはいてません。

なのでコチラの場合は、アメリカ人も仕方なくパンに浸して食べているのです(?)。

Buさん推奨のクリームシチューの食べ方


そういうわけでして今回、私Buさんの推奨するクリームシチューというのは・・・、

具は、大きめのチキン、小さく刻まれたジャガイモとニンジン、あとは、まあ何でも良いですが、できれば小さいモノ。

付け合せは、食パン。

そして最後に、一番大切なモノ。

それが、コショウ

あらびきの黒コショウをたっぷりと振りかけるのです。(注:食べる直前)

これが、クリームシチューのまったりとした、有る意味退屈な味に、ドカンとパンチを与えるのです。

実はこれも、数年前に、日本在中のアメリカ人に教えてもらった食べ方なのですが、今では僕の中ではもうスタンダード。

でもまあ『鶏と白菜のクリームシチュー定食』も、写真を見れば、なかなかおいしそうなので、そのうち入ってみようとは思ってます。

松屋さんって、コショウ置いてたかなあ・・・。

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