【セクシーを履き違えている!】男女の感覚の「すれ違い」について

男女の違い

今年のお正月、「笑ってはいけない」で、サンシャイン池崎さんが活躍されて、いまも人気ですね。

あの番組は、僕は大好きなのですが、妻は大嫌いです。理由はどうも「低俗すぎる」そうです。

まあ、その通りです。返す言葉もありません。

俳優の斎藤工さんが、彼のネタを真似て「浮気」とか「不倫」とか言ってましたが、そういうスキャンダルがあったのでしょうか?

僕は良く知らないのですが、松本さんが「セクシーを履き違えている!」と突っ込んでいたのを覚えています。

僕は彼が(おそらく冗談で)言った「セクシーを履き違えている!」という台詞に、「考えてみると、結構深い意味だなあ。」と感心していました。

というのも、僕にはこんな経験があったのです。

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小学生にセクシー?

ウチの次女が、まだ小学校1年生か2年生だったころ、子供たちの間で流行っていたのが『アイカツ』というカードゲームでした。

それは、カードを使って、ゲームの中の主人公にいろんなファッションをさせるという、女の子が喜びそうな内容のゲームで、ウチの子供も、10数枚カードを持っていたのです。

そのカードは、ファッションのテーマに沿って分かれていて、「ポップ」や「クール」、あと「ゴスロリ」なんてのもあり、ちょっと子供にはどうかなあ?という内容のモノもあったのですが、「コレはチョッと子供にはダメだろ?」というのが一つあったのです。

それが「セクシー」

セクシーの意味

最初の内は、僕も黙って見ていたのですが、そのうち子供が「キャー、このファッション、めっちゃセクシー!可愛い!」とか言い出すので、「これはチョッとヤバイんじゃないか?」と思いはじめたのでした。

あるとき、僕は次女を連れて、近くのブックオフへ出かけたのですが、ちょっと大人用の商品の前を通りかかったので、「コレは良いチャンスだ」と思い、次女にある写真を指差して言ったのです。

「○○ちゃん、この写真見てどう思う?」
「イヤあ!こんなの嫌い!」

次女は思ったとおりの反応をしてくれたので、僕は続けてこう言いました。

「これが『セクシー』って言葉のホントの意味だよ。好きな人も嫌いな人もいるけど、少なくとも小学生が使う言葉じゃない。」

「フーン。」と次女は納得してくれたのですが、彼女は僕にこう聞いたのです。

「じゃあ、なんで子供用のカードに、そんな言葉が使ってあるの?」

僕は「なんでだろうね~。」と、その場をごまかしたのですが、ホント、何ででしょう?

英語で使う『セクシー』

英語で『セクシー』という言葉は、もう皆様も知っているように、「性的魅力がある」という意味で使われます。

恋人や夫婦間では、あるいみ「褒め言葉」として使われる場合がありますが、いくら外国人でも、道で通りかかった人に「セクシーだね!」というようなコトは、まずありません。

もちろん、どう見ても「セクシーさをアピールしている」ような人であれば、「セクシーだね!」と言っても良いかもしれませんが、そういう風に意図していない人に、そんなコトを言うと、ちょっと問題になったりします。

ましてや、子供にそんなコトをいう大人は、アメリカにはいません。

アメリカでは、高校生にでも「セクシー」なんて言葉を言うと、村八分です。下手すると禁固刑です。

小学生の子供の本に「セクシー」なんて言葉が使われているコトが、アメリカではありえないのです。
(でも、もしかするとヨーロッパではありえるかも・・・。)

使わないのが賢明

また、先ほど言ったように、意図していない人に「セクシー」と言ったりすると、文字通り「セクハラ」になってしまいます。

やっぱり、恋人や夫婦間以外では使わないのが賢明なのです。

恋人や夫婦間でさえ、女性の考える「セクシー」と男性の考える「セクシー」は違ったりします。

コッチはそう思っていないのに、相手がノリノリでやってきたりとかすると、どんな顔をしていいかわかりません。

男性の感じ方と女性の感じ方は、基本的なところから違っているのです。

男女の「すれ違い」

たとえば最近、女優の遠野なぎこさんが、コンビニ等でおつりをわたされるときに、手に触れられるのがイヤだそうで、「一体だれの許可を得て人の手に触れているんだ!」と憤慨していたそうです。

でも、ほとんどの男性は、レジの女性が手に触れておつりをわたしてくれると、「この女性は自分に好意を持ってくれている!」と感じる人が多数なようで、遠野さんのように思う人は少ないと思います。

実は、男性の皆さんには、ショックかもしれませんが、女性が知らない男性の手に触れる場合は、もちろん「気持ち悪い」と思われていない証拠でもあるのですが、もう一つの隠されたメッセージがあります。

それは「あなたは恋愛対象では無い!」というサインでもあるのです。

特に日本人の女性は、好意のある男性には、冷たくする人のほうが多いそうで、我々男性は彼女たちのメッセージをしっかり受け止めていないわけです。

これだけ、男女間で考えの違いがあるわけですから、「思いがすれ違う」のは当たり前なのですよ。

でも、悲観的になる必要はありません。その違いこそが男女の魅力であり、「セクシー」なのかもしれないのですから・・・。

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