アメリカ人は、アメリカが大好きなのです。

国々の違い

アメリカ人はアメリカが大好きです。

「あたりまえじゃないか?」と思う人もいるでしょうが、アメリカ人のアメリカ好きは度を越しています。

例えば、日本には「日本なんて、欧米諸国に比べれば、全然・・・」とか、必ず言う勢力が存在してたりするのですが、アメリカには(あまり)そういうのがいてなくて、全員が「USA! USA!」という感じ。

もちろん、それが悪いというコトではありません。というか、良いコトです。

「日本は日本人のモノだけではない!」なんて言う、総理大臣なんかより、「必ずアメリカ人を守る!」と言う大統領の方が、まだ筋が通っているのです。

スポンサーリンク


アメリカの一致

アメリカのスポーツイベントは必ず国歌斉唱で始まります。
僕はスポーツファンではありませんので、よく知らないのですが、日本でもそうなのでしょうか?

最近、日本に新しく、バスケのプロリーグ『Bリーグ』というモノが出来たそうで、僕も少しテレビで見たのですが、もうお祭り騒ぎでしたよね。でもちゃんと国歌斉唱はやっていたようです。

「忠誠の誓い」

実は、国歌以外にもアメリカには「忠誠の誓い」というものがあります。

これがどういうものかといいますと、学校や公共の場でリーダー的な誰かが「始めるよー!」と言い出すと、全員起立し星条旗に向かって、右手を左胸に当てたポーズで、唱える言葉です。

アメリカ人は幼稚園児からコレを覚えさせられます。

文面はこんな感じ。

I pledge allegiance to the flag of the United States of America and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.

「私はアメリカ合衆国の国旗と、その国旗が象徴する共和国、神のもとに統一され全ての人々に自由と正義が約束された不可分の国に忠誠を誓います」

まあまあ難しい英語なので、幼稚園児は単語の意味も知らないまま暗唱させられるのです。

もちろん僕も覚えました。

「・・・and justice for all.」の部分はヘビメタバンドのメタリカのアルバム名にもなってますよね。

これの意味や歴史などはウィキペディアさんにお願いすることにしまして、こういった文言を皆で一緒に唱えると自分もアメリカの一部になった感じがしますし、何が何でもアメリカが一番なんだと勘違いしてしまいそうになります。

アメリカの洗脳?

アメリカは移民の国ですから、こういったものが必要になるのでしょうが、悪く言えば「洗脳」かもしれませんし、「神のもとに」という言葉にひっかかる人も数多くいます。

ただこういった一致を感じれるものがあるのは、ちょっと羨ましかったりもしますね。

そういうわけで、アメリカ人はアメリカが大好きなのです。

アメリカ=自由

アメリカ人が「アメリカ嫌い」なんて言うと「オマエ、ダイジョウブカ?」と心配されます。
彼らにとって「アメリカ嫌い」という言葉は、食通が「お寿司嫌い」と言うのと同じくらい不思議なのです。

なので、「アメリカ」や「USA」という言葉の出てくる歌はアメリカには結構あって、ヒット曲も多くあったりします。それは「アメリカが好き」という理由もありますが、「アメリカ=自由」というイメージが定着しているということもあり、ロックミュージックと非常に相性いいのです。そこが日本とは違う点ですね。

ロックもヒップホップも、フォークも、ポップソングも、発祥はあちらですので、演歌歌手意外は、なかなか「日本」を前面に出している日本人ミュージシャンは多くはいないですね。

長渕剛さんはよく「日本好きで右翼的」と言われたりしますが、僕にとって彼は「順子」という名前を呼ぶたびせつなくなる長髪の青年なのです。だから心のドアをノックしないでください。

そういえば、日本を前面に出している歌詞のヒット曲といえば、モーニング娘。の「ラブマシーン」ですかね。

実は、ぼくはあの「日本の未来は~」というフレーズが大好きです。

アメリカ留学中に日本人という理由で意地悪されたりした経験のある僕にとっては、本当に励まされるフレーズだったりするのです。

僕は日本好き

このブログで、よく僕は日本の文句なんか言ったりしていますが、それでもやっぱり「日本大好き」です。なので、外国の方に『日本の悪口』とまで言わなくても、『日本の良くないところ』なんかをあげられると、やっぱり「カチン」と来たりします。

同じように、アメリカ人にアメリカの悪いトコロなんかを挙げていったりすると、やっぱり彼らも気を悪くするものなのです。彼らはアメリカ大好きなのですから。

特に日本では、アメリカ発祥のモノをあまり良く言わない事が多く、ハンバーガーやコーラ、アメリカのクルマやファッションに至るまで、ボロカスに言ったりするのですが、よく考えてください。そんなに悪いモノだったら、こんなに世界中で売れてませんよ。(実はヨーロッパの人達なんかも良く似た事をしたりするのですが・・・。)

大統領がおかしな人であっても、アメリカの悪いトコロを、あまり言ってあげるのはやめましょう。

アメリカ人は、アメリカが大好きなのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました