Buさんはお酒飲めないのに、健康診断なんかへ行くと「お酒は控えましょうね。」とか言われるのです。
なんでそんなことを言われるのかは・・・実は心当たりがあったりします。
Buさんは炭酸飲料が好きなのです。
妻は「やまや」等で売っているヨーロッパ産の炭酸水が好きでそれをよく飲みますが、僕にはちょっと物足りない味だったりしますので、０㌔カロリーの飲み物なんかを一時期よく飲んでいました。
ただインターネットや週刊誌の記事を読むと「ノーカロリー飲料はこんなに危ない！」みたいなことを書いてあって実際にはそれが良いかどうかは謎なのです。
なので、最近では０㌔カロリーでない普通の炭酸飲料も試してみたりしているのですが、やっぱり砂糖が体にたまっていく感じがしたりするので、なんとか麦茶で頑張ろうとはしているのですが、美味しい商品が次から次に売り出され、最近は「メッツ」という炭酸飲料にハマってます。
「メッツ」の歌
しかし「メッツ」の曲ってカッコいいですね。僕はてっきり「ギャツビー」のＣＭのように洋楽のカバーみたいなものだと思っていたのですが、どうやら完全オリジナルだそうで、しかもケーシー・ランキンさんの作品ではないですか！！
彼についてはもっと詳しい方もおられるでしょうが、少しご説明させていただくと、彼は生まれも育ちも生粋のアメリカ人でして、何故か日本に住み着いてしまい７０年代には日本のロック界を圧巻してしまった人物なのです。
彼のバンド「SHOGUN」をYouTubeなんかで検索するとなんか日本語なのに外国のセンスっぽい曲だったりしてカッコいいですね。２００９年にガンで亡くなられたそうで、ほんとに惜しい人でありました。
メッ ツの歌詞で「ファンキー・スパンキー」なんてライム（韻）、日本人にはでてこないですよ。やっぱりアメリカンですね。第 一、英語でfunkyにもspunkyにも大した意味なんて無いのですから・・・。
そういえば、なんか昔のほうが、結構外国人がテレビで日本語の歌を歌ってたことのほうが多いような気がします。アグネス～やらロザンナ～やら、カルロス～っていう人もいましたね。
それだけ外国に憧れを持っていた時代なのかもしれません。
いまはなんとなく、日本のポップ文化が内向きに凝り固まっている感じがしないでもないですが、もう日本の若者は外国に憧れることは無くなったのでしょうか？
ジャパンはクール？
久しぶりに今日は「The Time」改め「The Original 7ven」のアルバムなんかを引っ張り出して聴いてたりしてたのですが、やっぱりいいモンですね。
イマドキこんな底抜けにファンキーなバンドってありますか？ダンスも楽しそう！
このバンドのゴタゴタ話はウィキペディア等に任せておいて、この「Condensate」というアルバムの１曲目の”Strawberry Lake”という歌の終盤では、色んな国の名前を呼んだりするのですが、一番最初に出てくるのが「Japan!」なのです。
アメリカ人というのは、何かと日本に言及すれば「クールだ！」と思っているフシがあるようで、これもその理由かもしれません。
そんな事をするものだから、「アンチ」みたいな人も出てきて、ジュリア・ロバーツもＵ２も「日本嫌い」などと噂されたりするのですが、実は日本自体が嫌いなのではなく、安易に「日本はクールだ！」と思っている種類の人間だと思われたくないというのが本心かもしれません。
ところで・・・
黒人アーティストの曲を聴くと、なぜか「世界のみんなが～」みたいなフレーズが歌詞によく出てきたりします。
西寺郷太さんは「マイケル・ジャクソンは『We Are The World』のトラウマがあって、最後まで『世界のミンナ～』という歌を作っていた」という説を唱えています。
そ れはそれで納得できたりするのですが、そもそも黒人アーティストは「世界の～」という言葉が好きなようで、あの伝説的な番組「Soul Train」のテーマソングもサビ部分で「people all over the world（世界中の人々）」と繰り返し歌います。曲の題名が「The Sound Of Philadelphia（フィラデルフィアの音）」だというのに・・・？。
このディスコブームの初期には色んな曲でよく「世界の～」フレーズが出てきていたのですが、ラップ世代になるとめっきりそういうこともなくなり、ギャングスタラップなんかでは「コンプトン」だの「オークランド」だの地域が大分狭く限られてきました。
やっ とカニエ世代になったりすると、もうちょっと視野がひろくなってカニエ・ウエストの歌なんかでは「my friend “Nigo”」なんて日本人の友達を紹介したりするのですが「さすがＮｉｇｏさん！」なんて思う反面、やっぱり彼も「日本＝クール」とか思ってるのかなあと、そんなことを思いながら日本の美味しい炭酸飲料を飲んでるわけです。
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