皆様は『天才少年ドギー・ハウザー』というドラマをおぼえておられるでしょうか?
14歳でお医者さんになるという天才少年のお話だったのですが、その少年が今では42才。
彼は実は、去年の3月までやっていた『ママと恋に落ちるまで』というえらくロマンティックな題名のシットコム(シチュエーションコメディー)に出演し、再ブレークを果たしていたというのはご存知でしょうか?
その役柄というのはバーニー・スティンソンという、経済的にも豊かな独身男性で、彼の生きがいというのが、毎晩バーにやってきて女の子を引っ掛けるというものでした。
そして彼は、彼の考案した数々のナンパ方法を詳細に記し、そしてその書に「ザ・プレイブック」という名を記したのでした・・・。
まあ、ドラマのお話ですから、実際に通用するとはなかなか考えられないナンパ方法の数々が載せられているのですが、全体を通してみると、あるパターンが窺われ「なるほど、うまくいきそうだ・・・」と納得してしまうものも多くあるのです。
※僕は愛する妻がおりますので実用には至りませんでしたが、これから欧米女性との家族を持ちたいとお考えの男性には良いきっかけになるかもしれません。
その方法とは・・・?
1.まず、信用の出来るヘルパー男性を見つけます。このヘルパー男性を英語では「ウイングマン」と呼び、なぜかアメリカではしっかりと通じる言葉になっているようです。
2.そしてバーへ行き、「ウイングマン」に目当ての女性に声をかけて貰います。その際、「ウイングマン」にはこう言って自分を紹介してもらいます。
「やあこんばんわ、彼知ってる?」これだけ。
3.彼女はもちろん「いいえ」と言いますが、そこですかさず「こんばんわ、はじめまして、○○です。飲み物何がいい?」と言ってください。
これだけ。
実際にはここからの会話が一番難しいのでしょうが、まずは「きっかけ」といういことでがんばってみましょう。
バーニーの行く末?
結局、ドラマの中でバーニーは「ザ・プレイブック」を燃やしてしまいます。
本命の女性が出来てしまったので、いらなくなったのです。
そしてその後は、その本命の彼女を振り向かせるために、試行錯誤していくのでした。
・・・というわけで、ドラマは最終回を迎えてしまったのですが、気軽に笑えるコメディードラマでしたので、皆様もいかがでしょうか?
あと、シモネタ注意です。
アメリカ人男性のタイプとは?
次はある映画をご紹介しましょう。
日本では未公開なのにアメリカでは絶大な人気を誇るアフリカ系アメリカンなコメディ映画「バーバーショップ」という映画です。
映画自体には大したストーリーなんて無いのですが、出てくるキャラの会話が楽しく、もうパート3とかまで制作されている人気シリーズなのです。
そこからのワンシーン・・・。
A「ヘイ!リッキー、こいつらに『ケツ』についてのレクチャーしてやってくれないか? こいつら『大きなケツの女』と『デカケツ女』の違いがわからんらしいぞ。」
B「そうなのかい?わかった。ありゃあ数学っつうか比率だ。ウエスト回りとケツ回り、測ってみると・・・だいたいそうだな3:5だな。・・・で、ウエスト24インチだとすると40インチになるかな?」
回りの人達「そうだそうだ。」
C「もうちょっとわかりやすいように具体例はないかい?」
B「じゃあ・・・ジェニファー・ロぺズはどうだい?」
回りの人達「う~いいねえ。そりゃ『大きなケツの女』だ。」
B「なあ、そうだろ? ・・・で、それに対して・・・カーチャンは?」
回りの人達「ああ、ありゃあ『デカケツ女』だ~。」
こんなバカな会話をわざわざ大スクリーンで演っているわけです。
欧米男性の趣向?
日本ではまだなぜか「大きなお尻」というのはあまり好意的にとられない場合が多いようですが、欧米男性(特に黒人男性)の趣向は違うようで、痩せっぽちの女性は、どうも彼らにとっては「セクシー」では無いようです。
しかし、そういう趣向は、時間の流れの中で流行とともに変わっていくもので、一時期はガリガリの女性がもてはやされ、社会問題になった時代もありました。
なので、欧米人が豊満な女性を好むという風潮は「昔からそうである」とも言えますし、「最近になって、またそうなってきた」とも言えます。
時代の流れ
僕がアメリカへ行った理由の一つに「映画の監督になる!」夢もありましたので、大学では一応映画の講習なんかも受けたりしました。
そのクラスではいわゆる「名作」なんかを見たりするのですが、1959年の「マリリン・モンロー」の『お熱いのがお好き』という映画を見て、僕を含めた生徒たちは皆ショックを受け、こう言ったのです。
「マリリン・モンローってあんなに太ってたの?」
その時代、絶世の美女と言われていた彼女がそんなにプルンプルンだったので、僕たちにとっては驚きだったわけですが、その20年後ほどにはカレン・カーペンターさんは拒食症で亡くなっているのです。
そして長い間、社会問題になりながらも、痩せっぽち女性のチヤホヤされる時代が続いたわけです。
しかし! 1996年、ある豊満女性が大きなお尻を引っさげて、欧米の、いや世界の美的感覚をすっかりと変えてしまったのです。
そう、それが、
ビヨンセ なのです。
なぜか、このブログではしょっちゅう出てくる彼女なのですが、そのお話はまた今度・・・。
まとめ?
というわけでして、もしもあなたが日本人女性でアメリカ人男性を狙っているのであれば、ダイエットは必ずしも必要というわけではありませんが、どうもメリハリのある体型というのを目指すのが良い考えかもしれませんね。(それが一番難しい?)
あと、ナンパされても最初に声をかけて来る男性はもしかしたら「ウィングマン」かもしれませんので、その男性が好みではなくても、少し様子を見るのも「手」かもしれません・・・。
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