妻が外国人というコトで、ウチにはよく妻の友達の外国人女性が遊びに来ます。
逆に、外国人と結婚した日本人女性のトコロには、旦那さんのお友達の外国人男性が多く遊びにくることでしょう。
そういった日本人女性は「外国人の同性のお友達がほしいなあ」なんて思うかもしれませんね。
僕は外国人の男性になんて、ほぼほぼ興味がないので、男性ではなく女性が多く遊びに来てくれるのはウェルカムです。
別に外国人男性の友達なんて、ほしいとは思いません。要らないのです。そんなモンは。
でも実は、僕はアメリカに行くまでは、女の子の友達なんていませんでした。
僕は硬派だったのです。
なので、男の子ばかりとツルんで、走り回って遊んでいました。
女の子と遊ぶことが「恥ずかしい」とさえ思っていました。
家でも男ばかりで、僕は3人兄弟の一番下で上2人は男です。
家族で女は母親だけで、他人の女性と1つ屋根の下で暮らしたなんてことは、アメリカ留学中のホストファミリーのお母さんくらいでした。
アメリカの社会って・・・
だた、そんな僕の硬派ぶりも、アメリカへ行って反転してしまったのです。
アメリカの社会というのは、必要以上に男の子と女の子を「仲良くさせよう」とガンバります。アレって何なんでしょうね。理由はわかりません。
彼らはおそらく、少年少女に、ロマンスを体験させたくてたまらないのでしょう。ウズウズしてるのです。
欧米では子供の頃から、女の子には『王子様を待っているプリンセスのお話』を、男の子には『お姫様を救う旅にでるプリンス』のお話を聞かせて、教育するわけです。
相手が小学生でも、彼らは「好きな子いるの?」とか「ガールフレンドは?」とかしつこく聞いてきます。
学校のダンスパーティーに「女の子を連れていく」とか言うと、本人以上に両親が興奮したりするのです。
こういう教育方法が良いか悪いかはわかりませんが、日本人にとって外国人がみんな「リア充」に見えるのは、こういった背景があるわけですね。
硬派なんです。それが言いたい。
僕がアメリカの高校に通っていたある時、ホストファミリーのお母さんが「あの女の子カワイイでしょ!」とか「あの子なんかどう?」とか、しつこく聞いてくるので、僕は「もうやめてください!僕は女の子に興味無いのです。」と、言ったことがあります。
すると、彼女は驚いた顔をして、少し考えた後、ニッコリしてこう言ったのです。
「今まで気が付かないでゴメンね。私リベラルだから大丈夫よ。あなたのコト応援するわ!」そしてウインク!
「チガウ!チガウ!そういう意味じゃない!」と、僕は必死に否定したのですが、彼女は僕の”性的趣向”が同性に向いているのだと勘違いして、えらく『慰めよう』と頑張るのでした。
僕は「困ったコトになったなあ・・・。」と思い、次の日から『女好き』を必死にアピールするようになったのでした。
いや、まあ、モトから好きは好きですから、そんなに大変なコトではなかったのですが、今まで接触がなかったわけですので、慣れるまでは結構かかりましたが・・。
やっぱり、その頃からですかね。外国人女性が好きになったのも。
もう今では根っからの『軟派者』の『女好き』です。ハイ。
(でも、奥さんが一番好きなんですよ!)
おしゃべりは普通?
さて、もともと僕は、女性の生態をそんなに知らなかったので、いまでも妻の行動を見ていると「これは外国人だからなのか?それとも女だからなのか?」といった疑問をもつことが多々あります。
例えば、妻はおしゃべりが好きです。
「そんなの日本の女性もそうですよ。」と言われる方もおられるでしょう。
いやそうじゃなくて、ホント、ハンパないんです。
一度、妻の祖国の女性たちが集まってレストランへ行ったのですが、(もう貸切状態でした。)話し声がうるさすぎて、子供が「頭痛いからちょっと外へ空気吸いに行く」って言ったのです。子供がですよ。普通子供がそんなコトいいますか?
他にも、妻が僕に話をしている途中、僕が「あ、ちょっとネクタイ取って。」と頼んだのですが、妻はネクタイを取りながら「・・・それでね・・・」と話を続けながら、自分の首にネクタイを巻き始めたのです。
そんなコトってあります?
もう話に熱中しすぎて、無意識にやってしまうんでしょうね。
子供のオムツを替えていたときにも同じようなことがあり、「・・・それでね・・・」といいながら自分で穿こうといたこともあるんですよ。オムツを。
こういったことは日本人の女性でもあることなのでしょうか・・・。
僕には知るよしもありませんが、きっとアドレナリンが出るんでしょうね。しゃべってると。
「その話、僕が聞かなければいけないか?」と思う時もありますよ。話が多すぎると。
でもまあ、今では流暢な日本語で一日のあったことやフェイスブックでの出来事を僕にいちいち報告してくれる彼女のことを、ちょっとでも嬉しく思っていないと、後から後悔するかもしれません。
だって話をしてくれなくなったら、寂しいですよね。
これからも、ずっと話しかけてください・・・。
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