ステレオタイプはジョークのネタ?怒ったってしょうがない!

国々の違い

久しぶりにテレビで「秘密のケンミンSHOW」という番組を見ました。アレ面白いですね。

もう2007年からやっていると言うことで、まあまあの長寿番組なのです。

始まった頃は、「こんな番組、すぐにネタが尽きるんじゃない?」と僕なんかは思っていて、面白い番組だけど、そんなに続かないと思っていましたが・・・、続いてますね。

日本国内の地方のコトだけでも、毎週毎週、色んなネタを探してこれるんですね~~。

しかし、アノ番組での大阪人の扱いは、チョッとどうなんでしょう?

アレも結構、毎週やってますけど、なんか大阪の人だけは「笑いもの」扱いされていません?

大阪の人って、まあまあヒドイこと言われていますよ、アノ番組で。

毎回、久本さんがフォローを入れていますが、もう追いついていませんよ。

多くの関西人はアノ番組で、傷ついている(?)のです。

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ヨーロッパも同じ?

僕が番組を見ながら「なんかヒドイよね~。大阪の人ばかりステレオタイプにはめられちゃってさあ~。」と言うと、妻は「ヨーロッパでも同じデスヨ。特にイタリア、フランスはヒドイですヨ。」と言います。

そういえば、最近書いた記事の中でも、イタリア人のステレオタイプというのは、あまり褒められたモノでは無いですよね。

たとえば、イタリア人男性なら『女好き』で、『ワイン好き』『パスタ好き』それから『マザコン』で、もしくは『マフィア』だったり、女性の場合なら、なんかセクシーなイメージだったり・・・。
(ずいぶん前ですが、イタリアってポルノ女優出身の政治家もいましたよね・・・。)

フランスだって、我々の思っているイメージは「美食家」だったりしますが、欧米では「変なモノ食べてる人達」というイメージがあるそうな。

特に、アメリカやイギリスでは「カエル食べる人達」とか「ゲテモノ喰い」とか言われるそうです。

で、実際ホントに食べるのかどうか聞いてみると、「ホントに食べるヨ!」と言っていたので、なんか悪口でもなさそうですね・・・。

でもまあ、ヨーロッパは長い歴史の中で、お互いの国の関係もあったりするので、相手の国の悪口(?)なんて豊富にあるようです。

アメリカのステレオタイプ

我々の想像する「アメリカ人」というのは、金髪で、目が青くて、背が高くて・・・と、いわゆる「白人」だったりします。

でも、実はそろそろ、そのような「白人」さんは、アメリカでも少数派になるかもしれないそうで、いまでは、ヒスパニック、黒人、アジア人等の人口が急激に増えているそうです。

なので、我々の思っている「アメリカ人のステレオタイプ」というのは、当てはまらなくなってきているのです。

人種のタイプ

なので、アメリカ人達は自分たちの人種を「ステレオタイプ」に分けて、面白可笑しくジョークを言ったりしています。

トコロで、黒人のステレオタイプって知ってます?

実は、アメリカでは『黒人はフライドチキンが好き』というのが一つの定説。それと、意外なのが『黒人はスイカが好き』というのもあります。

なので、いくら日本のスイカが美味しいからと言って、黒人アメリカ人にスイカを勧めすぎたりすると、「コイツはオレをバカにしてるのか?」とか思われたりするかもしれません。
(フライドチキンでもそうですね。)

あと、ヒスパニックの人達についてのステレオタイプというのは、我々の思っているように、サボテンをバックにギターを弾いて、陽気に歌っているのが、そのようです。アメリカ人もそう思っているのです。

ただ、ヒスパニックも黒人も、アメリカの中では裕福な人達とは思われてはおらず、なにかと問題(犯罪?)を起こすようにも思われていますね。

有名なジョークでは、

メキシコ人と、プエルトリコ人、それと黒人がクルマに乗っていました。運転手はだれでしょう?

答え:警察官

なんていうのもあります。

ステレオタイプはジョークのネタ

アメリカ人達は、こんなジョークを言って笑っているわけです。

特に、スタンドアップ・コメディーのコメディアンには、黒人などの有色人種も多く、彼らは自虐ネタをやったり、白人を笑い物にしたりするのです。

時には、身体障害者のコメディアンなんかも出てきて、自虐ネタをしたりもします。

例えば、『バックトゥザフューチャー』のマイケルJフォックスさんは、いまパーキンソン病という病気を患っていまして、彼のカラダの震えが止まらない症状を笑いのネタにしていたりするのです。

それが結構おもしろかったりするので、商魂たくましいといいますか、スゴいですよね。

こういう『ステレオタイプ』的なモノは、あまり目くじら立てて「差別だ!差別だ!」と言いすぎるよりも、こんな風に笑いのネタに出来るくらいが平和でイイですよね。

もちろん、アメリカに差別が無いという事ではありませんが・・・。

日本人のステレオタイプ

では最後に、日本人は一体どんな「ステレオタイプ」に当てはめられているかと言いますと、やっぱり『目の小ささ』をネタにされるコトが多いですね。

例えばこんなジョーク。

日本人はあまり笑いません。笑うコトを怖がっているのです。
なぜなら、笑うと前が見えなくなるから・・・。

なんか実は深い意味がありそうなジョークですが、とりあえず、目が小さくて細いからというネタですね。

そんなコト言われたからって怒らないようにしましょう。ジョークなんですから。

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