日本人女性は「かわいそう」？妻にバリバリ家事をやってもらう方法

最近あるアメリカ人男性と話をする機会がありました。

彼によると「日本での女性の扱いはヒドイ！　女性にどれだけ才能があって努力をしていても、男性に従うように強要されてしまう！」のだと・・・。

彼は日本には１０年近く住んでいる、まあまあ『知日派』な人です。

ただ、彼の奥さんは僕の妻と同じく欧州の女性ですので、日本人の女性については、あまり何も知らないわけで・・・、

僕は彼に「そうとも言えないコトも無いケド・・・、もっと日本人のことを知ると、また違った意見になると思うよ。」とだけ、言っておいたのでした。

世界の男女平等ランキング

「世界経済フォーラム」という場所が去年の１１月に「ジェンダー・ギャップ指数」というモノを発表しました。

要するに、男女平等度の国別ランキングだそうです。

ソレがコレ
↓
男女平等度ランキング

日本は、調査対象144カ国のうち114位で、まあまあの下位。

ギニアよりも下、ぎりぎりエチオピアの上です。

コレだけを見ると、先ほどのアメリカ人男性のように「日本の女性は、なんて虐げられているんだ！！」・・・なんて思うのは当たり前でしょうね。
（ちょっとギニアに失礼？）

ただ、この内訳といいますか、その基準というのを知らべてみると、ちょっと面白いコトがわかります。

この指数は女性の地位を経済、教育、政治、健康の４分野で分析して、ランク分けしてありますが、日本は全ての分野で女性の地位が低いのかというと・・・、

そうでもない。
《参考記事》
●日本１１４位、過去最低　世界の男女平等ランキング

実は、女性の識字率や健康面では、日本は世界一位（！）だそうで、グラフにしてみると、こんな「いびつ」な形に。

出典：http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/01/nippon_a_23263093/

なので、ギニアの女性に「日本の女性は、アナタたちよりヒドイ扱いを受けているのよ～。」なんて文句を言うと、彼女たちは「はあ？」とか言って怒るかもしれません。

もちろん、女性の社会進出や、政治家の数は、他の国に比べて低い数値ですので、もっと改善するべきとは思いますが・・・、

でも、それは必ずしも、日本の男性たちが足をひっぱているワケではナイですよ。日本の男性が全ての原因だと捕らえるのは短絡的な考えです。

「政治や社会にできるだけかかわらずに生活したい」と望む人だっていますからね・・・。

日本人女性はかわいそう？？

しかし、外国人男性による日本人女性シンパはとどまる様子がありません。

たとえばこの記事。
↓
｢日本女性はかわいそう｣と英国人が言う理由
（４コマ漫画で読みやすい！！）

まあ、アレです。よくある「欧米はスバラシイ！のに、日本ってダメよね～」的なお話（？）。
（僕自身もやってしまっているコトも多いので、気をつけなければなりませんが・・・。）

実は、コレをウチの妻に読ませてみたところ、彼女が言うには「ホントにこの英国人男性は、そんなコト言ったの・・・？」と、半信半疑。

まず、最初に出てくるジョークの話で「中国人のシェフを雇い・・・」という部分。

「ヨーロッパの人で、中華を美食だと思っている人はいマセン。例に出すとしたら、フレンチかイタリアンでス。」

彼女は鋭いトコロを突いてきました。中華おいしいのに。

もし本当に彼がそう言ったとすれば、アジア寄りな人のハズですので、一般的な英国人ではないのだと。

まあ、僕自身もこの英国人男性については「恵まれた人だなあ～。イギリス人がみんなこんな人では無いだろうなあ～。」とは思ってはいましたが・・・。

日本人女性が実権を握っている？

あと、このマンガの作者の言った「日本人女性は家庭でも、男性の下の立場・・・」という意見（２ページ目最後のコマ）には・・・、

「そんなハズはアリマセン。日本の家庭で実権を握っているのは、いつも女性デス。」と全否定。

彼女は学校のPTA等に参加して、多くの日本のお母さんたちと家庭環境についてお話をしますが、旦那さんの扱いはとても「ヒドイもの」だと言います。

「ムカシの世代では、主人が一番エラかったかもしれませんが、少なくともワタシたちの世代では、そんな家庭は聞いたコトがアリマセン。」

また彼女は、日本の男性は自分たちが働いた『全て』のお給料を、妻に渡すことに言及して、「日本人男性こそ、よっぽど献身的デスヨ。」とも言っていました。

日本在住の外国人女性で、「日本人女性はかわいそう」なんて思っている人は少数なのです。
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しかし、そんな彼女でも、家事の分担については、「もうちょっとガンバッテほしい！」と思っているようです。

「自分のモノくらいは片付けてクダサイ。」と、コレは世界共通で言われるようですネ・・・。

欧州女性だって働き者です！

ウチの妻は、最近パートも始めましたので、外で稼ぎながら、家では家事もバリバリこなしています。

洗濯なんかは僕がやると嫌がるくらいです。

僕がやるコトといったら、日曜日や祝日の食事の用意や、皿洗いくらいですね。

学校の行事やPTAなんかも、僕が行けないので、彼女が全部行ってます。

「ソレくらいワタシだってやってるワヨ！！」と思っている日本人女性の方も多いでしょうが・・・。

就寝時間になると、もうクタクタで、彼女はベッドに倒れこむように寝付きます。

ただ、子供が風邪をひいたりなんかすると、会社を休むのは、やっぱり妻のほうで「フェアじゃない！」なんてよく文句を言われたりもします・・・。

僕の言い訳としましては、僕の会社は、社員が数名の小さい会社ですので、僕が休むと会社全体がストップしたりするのです。

それに比べて、彼女のパートは１００人以上の従業員で仕事を回していますし、女性も多く、上司も女性で、子供のコトとなるとその日にでも休めるという、融通の利く、良い職場なのです。

こういうトコロが増えると、女性の社会進出も向上するでしょうね。

バリバリ家事をやってもらう方法

あ、言い忘れましたが、僕は別に「家事は女性がするべき！」とは思っていません。

家事の大半は体力の要る仕事ですから、できれば男性がするほうが効率的であるとも思っています。
（もし妻が家庭の「稼ぎ頭」になったら、僕が家のことはメインでするべきでしょう。）

でも多くの日本人男性の『気持ち』はわかりますよ。

僕だって、日本で働く労働者です。

「外でプライドをボロ雑巾になるまで、ケチョンケチョンに言われて働いているのに、家に帰ってから家事なんてできない！！！」

・・・というコトですよね。わかります。わかります。

大半の場合、日本の労働環境なんてヒドイものですよ。仕事するだけで、首を吊って死ぬ人だっているのですから・・・。

でも喜んでください。Buさんから皆様に良いニュースがあります。

ココで、今から結婚を考えている男性や、もう結婚されている男性に『良いコト』を教えてあげましょう！！！

それは、奥さんに『文句を言わずに、バリバリと家事をやってもらう方法』なのです！

奥さんに気持ちよく家事をやってもらう方法！　その①！

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○それに見合った報酬を手渡す！！
というコトです。簡単ですね。

具体的には、月に40万7,375円というお値段だそうで、コレぐらいなら大体の女性は納得して、家事を一所懸命するでしょう。もう、仕事ですからね。お給料です。
《参考記事》
●主婦の年収はいくらぐらい？ 家事労働をお金に換算する方法3つ

ただ、まあ、う～ん・・・。

ムリです。

もちろん、男性だって渡してあげれるのであれば、渡してあげたいのデスヨ。（え？違います？）

だいたい、そんな経済力のある男性なら、家事代行を頼んで、奥さんを休ませてあげるコトでしょう。
わざわざ奥さんにお風呂の掃除を頼みません。

しかし現実問題、そんなコトできない男性が大多数なわけです。

でもみなさん！あきらめないで！

ちゃんとBuさんは、他の方法も用意してますよ！！

奥さんに気持ちよく家事をやってもらう方法！　その②！

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○愛されている（または大事にされている）と感じさせてあげる！！

コレならお金はかかりませんね。（そんなに。）

だいたいなぜ、我々男性は、ケチョンケチョンになるまで外で働くのですか？

もちろん、愛する家族のためなのです。

奥さんが家事をするのも、同じ理由です。

しかし、彼女たちは我々のように、眼に見える『報酬』を受けるコトはありません。

「でも、家族のために働くのは当たり前じゃないか？？」なんて、そんなコト言ってはいけません。

ちゃんと感謝して、彼女たちが『愛されている』と感じれるように、しっかりと行動にしましょう。

我々男性だって、同じではないですか？

家族や妻から、感謝されて、愛されていると感じることができれば、少々ツライ仕事でもやってのけるコトができるのです。

結局は愛情！

人間の行動の原動力は、結局『愛情』なのです。

ソレを感じれるか感じれないかで、行動はずいぶん変わったりもするのです。

日本人は「愛情表現が下手」だとよく言われたりもしますが、ソレって結構な致命傷ですよ。

具体的な表現方法は、このブログをよく読んでみてくださいネ。実はそんなに難しくはありませんヨ！

『愛情』を受けるというのは、お金以上の『報酬』なのです。

なので、その『愛情』を受けれずに、家事をこなさなければならない日本人女性は本当に・・・、

「かわいそう」なのかもしれませんね・・・。