いまさら聞けない『Let it go』の意味

ドラマ・映画

どうもBuさんです!

今日は、ホントに「いまさら」な感じもしますが、レリゴーについてです。

「今頃なに言ってんだこいつ??」と思っているひともいるでしょう。

ディズニー映画の『アナと雪の女王』が流行ったのはもう2014年の3月だそうです。

もうそろそろ3年も歳を取ったのかと思うと悲しくもあります。

英語のわかる方はもうご存知かと思われますが、この映画の主題歌「レット・イット・ゴー」はどう翻訳しても「ありの~ままの~♪」とはなりません。

色々と試行錯誤されて苦労の末に出てきた言葉なのだろうとは思いますので、文句をつけるのは悪い気もしますが、やっぱり違うものは違ったりするのです。

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ありのまま

英語の「Let It Go」は「手放す」といったような意味でして、この歌の内容は「過去に固執していたものを手放し、自由になる」と、文字に起こすと深い内容になりますが、英語では結構よく使う言い回しだったりします。

自分に変化をする努力を課すわけですから、「ありのまま」とはニュアンスの違いと言うより、全くの逆のようにも感じますね。

日本の歌なんかではよく「ありのままの私を・・・」という言葉が使われたりするのですが、コレが僕はちょっと好きでなかったりするのです。なんか向上心が無いなあと。

人間は変われる部分もあれば変われない部分もありますので、その全てを含めて自分を見守ってもらいたいというのはわかるのですが、まず変わろうとする努力も必要なんじゃないかなあと思うわけです。

変化が必要?

例えば、外国に移住するとします。そうなれば言葉も変わらなければならないですし、食べ物や生活習慣も変わらなければなりません。環境は変わってくれないわけです。

コレって国内の引越しでもある程度当てはまるだろうし、新しく夫婦生活を始める場合でも当てはまるかもしれません。

ウチの妻の場合は、日本に来た時点で色々な変化を強いられているわけです。(彼女の場合は自分自身で変化を求めていたのかもしれませんが・・・。)そして夫婦で生活していく事で、多くの変化を体験してきたことでしょう。

フットワーク

もちろん、変われない部分というのもあります。やっぱりウチはトマト料理とパスタが多かったりするのです。そういう場合は「ありのまま」の彼女を見守る・・・

・・・だけでは無く、僕も変わるべきなのです。(まあこの場合は、僕はもとからパスタ好きでしたので、変わる必要は無いのですが・・・。)

ただ、もともと僕たち夫婦はフットワークが軽いといいますか、変化にあまりストレスを感じず、良い物はスグに取り入れたり、習慣を変えたりということを結構たのしんでたりしますので、それもケンカのすくない理由かもしれませんね。
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他の映画の中の「レリゴー」

ずいぶん大分昔の作品になるのですが、『インディ・ジョーンズ』の3作目『最後の聖戦』という映画があります。

「キリストの聖杯」をめぐって主人公たちが冒険を繰り返す大変面白い映画なのでした。

この映画の終盤、大地震が起きて、探していた「聖杯」が地面の割れ目に落ちてしまい、女性学者がなんとかそれを取ろうと手を伸ばします。インディは「危ないからやめろ」と言うのですが、彼女は「後ちょっとだから・・・」と、結局なかに落ちていってしまいます。

その拍子にインディは足を滑らせて割れ目に落ちて、片手でぶら下がる状態になるのですが、目の前にはその「聖杯」が。インディはさっきの女性学者のように「聖杯」に手を伸ばすのですが、今度はショーンコネリーが扮するインディの父が「危ないから諦めなさい」というのです。

インディは「あともう少しだから・・」と言うのですが、ここでインディの父が一言いうのです。

「Let it go.(レリゴー)」

そしてインディは諦めて岩をのぼると、割れ目は閉まり、彼は一命を取り留めるのです。

女性学者の名前がエルサというは偶然?・・・ですよね~。

執着心

英語で「Let it go.」というと「手放す」というような意味になります。(この場合はまだ手に入れてないのでおかしな意味になりそうですが・・・)

そして、このシーンでインディの父が彼に手放すように言ったのはその「聖杯」だけのことではなく、それに対しての執着心でもあったということが映像から受け取れます。

アンチの多いMay J.さん

アーティストのMay J.さんが「アナと雪の女王」の主題歌「Let it go~ありのままで~」を歌ったとき、その歌唱力がプロとして十分であったにもかかわらず、多くの人からすこぶる評判が悪かったのは、彼女がその歌への執着心を「Let it go.」していなかったように見えたからではないでしょうか?

彼女は悪くない!

しかし、彼女がエルサのコスプレをしたり、コンサートの最後にこの歌を歌ったり、そういったプロモーション方法は別に彼女のアイデアではなく、プロダクションであったりレコード会社の人たちなので、彼女を悪く言うのはちょっと言いすぎかなあと僕は思うのです。

あんな格好させておいてハシゴをはずすレコード会社のやつらのほうがよっぽど悪いヤツなのです。

松たか子さんのバージョン

あと、松たか子さんのバージョンほうが「心がこもっていて良い」という意見もあるそうですが、あれは映画の中の挿入曲ですので、気持ちが入っているのはあたりまえなのです。

僕にはなんとなく「童謡」っぽく聞こえますし、車のカーステレオで聞くのもなんかおかしい気がします。

やっぱり商用のCDとして発売するには変な感じがするのです。

頑張れMay J.

ただ、May J.さんの場合はちょっとアンチが増えすぎてしまった感じはありますね。

シンガーという職業は、ただ歌が上手というだけでは難しく、応援したくなる愛嬌というかカリスマ性も重要だったりします。

May J.さんはこのような状況に陥ってもまだまだ人気があるというのは、彼女にもそんな愛嬌がしっかりあるということの証明なのでしょうね・・・。

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