【実はムリ?】ドラマのウソ7選 【拳銃はそんなに当たらない?】

ドラマ・映画

妻とよく、アメリカのテレビドラマを見ます。

ドラマの中では常識的にやっているコトでも、「コレはムリだろう???」と言いたくなるようなシーンにたびたび遭遇するのです。

こういうのは、大人の我々にとっても、「ドラマでいつも見ているから、ダイジョウブなんじゃないか?」と思いがちですが、実際にはできないコトが多いので、注意が必要です。

そういうシーンには、毎回「コレは実際には不可能です」みたいなテロップを右下に出してもいいんじゃないかなあとも思っています・・・。

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ドラマのムリ『テクノロジー編』

特に、SFチックなドラマなんかでは、平気で『ムリ』なコトをサラっと入れてきす。

有名なトコロでは、『宇宙船の中をトコトコ歩く』。
コレは、いまの技術ではできません。

こういった「今のテクノロジーでは、まだムリ」というのは、刑事ドラマの中でも結構あったりするのです。

1.画像を鮮明にする

たとえば、よくあるドラマのシーンで、防犯カメラに写った犯人の画像データをコンピューターで鮮明にするという一場面。

僕の知っている限りでは、コレはたぶん不可能です。

色を鮮やかにしたり、明暗を変えることくらいなら、簡単(?)にできますが、モトから荒い画像は、いくら頑張っても変わりません。

今では、荒い画像を滑らかにするソフトもあるそうですが、画像をいくら滑らかにしたトコロで、ギザギザな『のっぺらぼう』が、つるっとした『のっぺらぼう』に変わるくらいでしょう。

犯人の顔がわかるというコトはないのです。

2.音声を抜き出す

コレもたまにドラマ等で出てきますが、無理なのです。

実は、雑踏の中で、一定の位置からの音声だけを拾うマイクというのは存在します。いわゆるガンマイクです。

しかし、騒音の中で録音された、一人の人の声だけを抜き出すというのは・・・、まだ不可能でしょう。

もちろん、その人の声だけを「聞きやすく」するくらいならできるでしょうが、「抜き出す」というのは、僕の知っている限りでは、ちょっとムリですね。

たとえば、その人の声意外の音声(騒音だけの音声)が手に入れば、「ノイズキャンセル」的な方法もできるでしょうが、その音声データのみであれば、手作業で波形を触って・・・う~ん、やっぱりムリかなあ。

だって、ソレができるなら、CDから、ボーカルだけ、ギターだけ、ドラムだけを抜き出せるハズですが、そういうのを聴いたことないですよね・・・。

やっぱり出来ないのですよ。

3.変装

「え?ムリなの?」と思われる人も多いコトでしょう。それくらい、ドラマではポピュラーなテクニックなのです。

2~3時間かけて、特殊メイクをすれば、架空の人物にはなれるでしょうが、特定の人物に化けて、そして身内にバレないで、しかもそれをマスク一枚で・・・というのはチョッとムリでしょう。

どうしても作り物っぽくなります。

顔の表情というのは、そんなに単純ではないのです。
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ドラマのムリ『バイオレンス編』

去年、あるニュースで、『キャンプ場の川を4駆の自動車で渡ろうとした人が流されてしまった』という話を聞きました。

ドラマや映画(もしかするとCM?)なんかを見ていると、なんとなく簡単にできているように感じますが・・・、タイヤって空気が入ってますからね。やっぱり浮きますよ。

もしかすると、この事件も、ドラマや映画の弊害だったのかもしれません。

4.ピストルで戦う

実は拳銃というのは、3メートルも離れれば、だいたい当たらないと言われています。

ニューヨーク市警の警官でも、2ヤード(約1.8m)で38%、3-7ヤード(約2.7~6.3m)で17%の命中率だそうで、コレだと、周りにいる人のほうが、よっぽど危ないのです。
(関連記事ニューヨーク市警の命中率から

我々がドラマで見ている、いわゆる「ガン・ファイト」は、それ自体がウソなのです。

5.拳銃の底で気絶

どんな刑事ドラマでも一回は必ずやる、「銃の底で相手の後頭部を殴り、気絶させる」というシーン。

もしかしたら、そういう訓練を受けた人なら、できるのかもしれませんが、だいたいどんな物でも、気絶するくらい後頭部を殴られたら、10人のうち3~4人くらいは死んでしまうのではないでしょうか?

これもやっぱりムリだと思いますね・・・。

6.ドアを蹴破る

コレは日本のバラエティ番組で、一度検証されていましたね。

どんなにオンボロのアパートでも、蹴飛ばして開くようなドアなんてドアの役目をしていません。

どれだけ頑張ってもムリなものはムリです。
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7.女性が男性をK.O.

「絶対にムリ!」とまでは言えませんが、やっぱり女性が男性と素手で戦って勝つには、よっぽどでない限りムリではないかなあと・・・。

いや、一定のルールがあったり、相手が同じような訓練を受けていない場合は、女性が勝つ場合もあるのです。

たとえば、この動画。

柔術の道場に『道場破り』に来た、ボディービルダーの男。

あまりにこの男が他愛無いので、道場の師範は、練習生の女の子に相手を任せるのですが、結構簡単に女の子が勝ってしまうのです。

でも、コレは特別な場合。

よくあるドラマのように、女性のスパイが、屈強な男性暗殺軍団をバタンバタンとなぎ倒し・・・というのは、男性でもチョッとムリですし、女性となると、もっとムリじゃないかなあと。

なので、あまりドラマを見すぎて、「私にもできる!」と思い込んでしまうと、怖いですよね。

いや、女性のみならず、男性だって、ドラマを見て自信をつけてしまったりなんかすると、エライ目に会うかもしれません。

ドラマはフィクションですからね。あくまでもエンターテイメントです。

皆様も気をつけましょうね・・・。

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