最近、「テラフォーマーズ」という映画を見る機会がありました。
評判どおりの、まあ何と言いますか「ダメな映画」でしたね。
僕のお気に入りの小池栄子嬢が死んでしまった時は、「もう見るのやめようかなあ・・・。」と思ったくらい。
僕は映画評論家ではありませんので、どこがどうとも言えませんが、やっぱり圧倒的に感情移入ができない映画でした。
なので、キャラクターがどんなに残酷に殺されても、かわいそうに感じませんでしたし、そうなると、敵キャラも怖くなくなりますし、もう負のスパイラルなのです。
最近の邦画はヒドイ
僕は、アメリカかぶれの洋楽派ですので、やっぱり見るのも洋画が多いのですが、「洋画にだってヒドイ作品はある！」と言うのもわかりますが・・・、
それにしても、最近の邦画はヒドイですよ！
前述の「テラフォーマーズ」なんて、まだまだカワイイものです。
昆虫に変身して戦うシーンなんて戦隊ヒーロー物のソレっぽくて、楽しめる人は楽しめるのですから。
「ダメ映画」の金字塔であるデビルマンだって、それなりに愛されているので、救いはあるものの、もう黒歴史化している映画だって多いじゃないですか。
ウェンツの「タイガーマスク」はどうなったのですか？
山Pの「あしたのジョー」は？
小栗旬の「ルパン三世」だって、無かった事になってるでしょう？
世界が期待した「釣りキチ三平」だって、もう腫れ物に触る状態です。
これでは、洋画派の人が「日本の映画なんて・・・ｗ」と言っても、援護できないですよ。
だって、ホントにつまらないんだもの！
結局、日本の漫画文化、アニメ文化が強すぎるのかもしれません。原作が漫画であれば、ある程度の客が来ると安心しているのでしょう。
あと、キャスティングも同じように、考えているのでしょうね。
この配役なら、コレくらいの客が来るだろうと、計算しているのでしょう。
僕も小池栄子に釣られないようにしなければなりません・・・。
《関連記事》
○日本のテレビが『つまらない』８つの理由とは？
○【ジブリが苦手？】海外アニメと日本アニメの特徴とは
○外国への『日本アニメの影響』と踊りまくる『欧州テレビ番組』
洋画もヒドイですよ
もちろん、洋画だってヒドイ作品はいっぱいあります。数だけで言えば、邦画なんて足元にも及びません。
特に僕はホラー映画ファンですので、クダラナイ映画なんて山ほど見てきたわけです。
「バスケットケース」なんてヒドイ映画でしたね。なんでパート３まで作ったのかわかりません。
あと最近見た中では「ゾンビーバー」なんかは、クダラナイ映画でしたね。
ただ、こういうのは『すべり芸』みたいなモノですから、見た人に「くだらない」と言わせようとしている面があるので、ある意味、目的を果たしているわけです。
なので、本当に困るのは、本気で『すべっている』映画でして、「ドラゴンボール エボリューション」とか「スーパーマリオ」とか、やっぱりマンガ原作は鬼門なのかもしれません。（マリオはゲームでしたね。）
カルト映画
僕は、一応映画ファンでもありますので、いわゆる「カルト映画」なんかにも手を出したりもします。
でも、だいたいどれも面白いと思ったコトはないです。
ジョン・レノンが好きだったと言われる「エル・トポ」も、「なんでこんなの見ちゃったんだろう？」と後悔しました。
そういえば、邦画ですけど、『田園に死す』も見てから後悔した覚えがあります・・・。
こういう一部の熱狂的なファンのいる「カルト映画」というのは、やっぱりエンターテイメント性に欠けていますので、僕には向かないのでしょうね。
ただ、そんな中でも（カルト映画なのかどうかわかりませんが・・・）ダイナマイトチキンという映画は面白かったです。
こういう、何もかもふざけて作った映画って、逆にいいかもしれませんね。
《関連記事》
○【実はムリ？】ドラマのウソ７選 【拳銃はそんなに当たらない？】
○アメリカ人とディズニーの関係？【ディズニー洗脳の恐怖！】（冗談です・・・。）
○いまさら聞けない『Let it go』の意味
映画ファンにとって映画の良し悪しは些細なコト
とまあ、いろんな映画の悪口を書かせてもらったわけですが、面白くない映画はそれなりに存在価値があるのです。
映画の好きな人というのは、映画を見て「アレはあーだ。コレはこーだ。」言いたいのです。
そう言えない映画のほうが、面白くないのです。
ここに挙げた作品も、現に、ここで書かせてもらっているわけですから、それなりに楽しませてもらったわけです。
妻と見る映画は、特になんでも良い
妻も、映画を見るのは大好きで、一緒によく見ます。
そして、見終わると、やっぱり二人で「あーだこーだ」言うのです。
映画自体よりも、どちらかと言うと、ソレが楽しみで、彼女と同じ時間に、同じ感動をして、そしてつまらなかったら、二人で文句を垂れるのが楽しいのです。
なので、作品なんて、実際にはなんでも良かったりします。
最近では、僕の好きな「ゾンビ映画」も、妻は慣れてきてくれて（ありがとうウォーキングデッド！）、一緒に楽しめるようになりました。
そして、僕自身も、どう考えても女性用のドロドロ劇も見れるようになりました（実はゾンビよりも怖い！）。
映画というのは、「何を見るか」よりも、実は「だれと見るか」のほうが重要かもしれませんね。
コメント